東京 八王子市の生活保護を担当する30代の職員が、精神障害のある受給者の男性に対し「知能が足りない」などと発言したとして、市は男性に謝罪し、再発防止に努めるとしています。 八王子市によりますと、生活保護を受給している精神障害のある40代の男性が11月下旬、市役所に相談に訪れた際、担当の30代のケースワーカーの職員とトラブルになったことをきっかけに、市役所内で自殺を図る騒ぎとなり、ほかの職員らに保護されました。 その後、今月1日に男性が再び担当の職員に相談の電話をかけた際、職員が「知能が足りない」とか「自殺未遂したからって容赦しない」などと発言したということです。 市は男性の代理人の弁護士から指摘を受けて職員に聞き取りをしたところ、職員は不適切な発言を認めたということです。 市は男性に謝罪し、職員の処分を検討するとともに再発防止に努めるとしています。 八王子市の石森孝志市長は22日に開かれた