計画停電によって多くの困難に直面されている皆様におかれましては、 心よりお見舞い申し上げます。 [先週記事] では、東京電力の計画停電に支配的な影響を与える 電力の需給システムに関する情報をアップしましたが、 この記事では、計画停電に関連するいくつかのトピックスについて 個々に考えて行きたいと思います。 一度決めた計画停電は中止すべきでない??? 計画停電の運用にあたって、しばしば問題となっているのが 「予定されていた計画停電が頻繁に中止される」ということです。 これは、東京電力が需要を過大に予測してしまった場合にとられる措置です。 これに対して、TVに出てくるジャーナリストやコメンテーターの中に 「一度計画停電をすると決めたのに、なぜ急に中止するんですか?」 とヒステリックに東京電力を批判する発言がよくあります。 残念ながら、この発言は、レトリカル・クエスチョン、 あるいは電力需給につい
明けましておめでとうございます。 コメント本当に本当にありがとうございます。 昨年11月末に盛岡に旅行に行ってきました。 盛岡城跡の高台から市内を一望して 遠くの山の向こうの被災地を思ったり わんこそばにチャレンジしたり 伝統工芸品を見たり 陸前高田出身のかたの経営する居酒屋に行ったりとっても有意義な2日間でした。 お仕事以外で岩手に行ったのは 震災以降初めてでしたが道路が隆起していたり 屋根が壊れている家屋を見つけると ついじっくり見てしまうクセがついてしまいました。 募金箱にお金を入れたり、お土産ものをたくさん買ったり 今の自分に出来る支援をしてきましたが、東北のお食事はおいしかったし、景色はきれいだし空気も澄んでいて 会う人会う人が優しかったりで やっぱり大好きな場所だなぁと思いました。 陸前高田には1月に入ってから 先日ですが日帰りで仮設住宅とボランティア団体の方対象の健康診断のお
MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説が反響を呼んでいますが、これを執筆したOehmen氏は原子力の専門家でなく、内容が必ずしも正確でないことが指摘されています。そこで、MITの名前で広がってしまった責任を取るかたちでMIT原子力理工学部(NSE)の学生有志が学部の協力を受けてmitnse.comを立ち上げ、改訂版を公開しました。 これをGoogle Docsを使って複数人で協力して和訳し、さらに注をつけたので、以下に掲載します。翻訳と校正の過程はGoogle Docs上の記事を直接見ればお分かりいただけると思います。 注意: この記事は福島第一原発の最新の状態を解説したものではありません。福島第一原発事故関連で日本語の良質な記事・ニュースソースをご覧ください。また、この記事のほかにも様々な記事が翻訳済みです。翻訳記事の一覧はMIT原子力理工学部による原子力
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