1 羽衣町母子死亡事例の検証(中間報告) はじめに 平成 24 年2月 13 日、市内羽衣町のマンションに住む母(45 歳)と男児(4歳)の遺体が 発見されました。司法解剖の結果、母の死因はくも膜下出血、男児の死因は特定できま せんでしたが、いずれも死後1~2か月程度経っていたことが判明しております。市は この事故を重く受け止め、同様の事態の防止に向けて検証する必要があると判断し、関 連部署による検証会議を設置し、検討を重ねてまいりました。 この報告は、現段階における中間報告となります。 1 事例の概要と経過 (1) 事例の概要 報道によりますと、平成 24 年2月 13 日、ガスがずっと使われていないことを知っ たマンション管理会社から連絡を受けた親族が警視庁立川署に通報し、署員が施錠さ れた室内で死亡している2人を発見しました。2月 15 日、司法解剖した結果、母の 死因はくも膜下出