ブックマーク / anime.eiga.com (14)

  • アニメ宣伝20年 飯田尚史の“届ける”醍醐味、肌で感じたアニメビジネスの変遷

    作品とファンをつなげる大事な役割をはたしているアニメ宣伝。宣伝プロデューサー、宣伝担当としてその仕事を約20年続けてきた飯田尚史氏に話を伺った。 飯田氏は、パイオニアLDC(現・NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)でアニメの仕事をはじめ、ワーナー ブラザース ジャパン、U-NEXTを経て、2022年から日のアニメを海外に届けるプラットフォーム事業を営むクランチロールに所属。ワーナー在籍時まで一貫してアニメ宣伝畑を歩み、多くの作品の宣伝を手がけてきた。 そんな飯田氏にじっくりと話をうかがい、これまでのキャリアを振り返ってもらった。00年代から現在にいたるアニメビジネスの変遷をたどる、宣伝の立場から見た貴重なオーラルヒストリーでありつつ、今だから話せるくだけた話題も多く飛びだした。 控えめな飯田氏いわく、「アニメ業界の方には読んでもらえるかも」とのことだが、アニメファンやアニメビ

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    ohmomo
    ohmomo 2023/01/02
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第43回 追悼:偉大なる先輩、池田憲章さん

    池田憲章さんが亡くなった。その訃報は12月10日、日SF作家クラブからアナウンスされた。「かねてから入院加療中であった池田憲章会員が、去る10月17日、お亡くなりになりました。享年67歳。心よりご冥福をお祈りいたします」(メールからの引用)。訃報のタイミングがズレているのはご遺族が49日を待って連絡されたためである。 氷川は同人「怪獸倶楽部」の後輩でもあるし、単行「アニメ大好き! ヤマトからガンダムへ 池田憲章/編」(1982年11月1日発行/徳間書店)と共著もある。「宇宙戦艦ヤマト」関連のパートは氷川が中谷達也名義で執筆したが、当時まだ珍しかった評論として、いまでも時々話題に出ることがあって、大事な財産のひとつである。 訃報が届いたとき、あらためてその若さと、失われてしまった知識の宝庫に愕然とした。いったん話し出すと止まらない機関銃トーク、人間データベースのごときエネルギッシュな語

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    ohmomo 2022/12/17
  • 【松尾Pの「ポンポさん」制作後記】第6回 森山洋さんの劇中ポスターデザイン

    こんにちは。「映画大好きポンポさん」制作プロデューサーの松尾です。制作後記、第6回目は劇中ポスターデザインのお仕事についてご紹介します。 劇中ポスターデザインは森山洋(もりやまよう)さんにお願いしました。「メガロボクス」監督、「進撃の巨人」イメージボード担当としても知られるクリエイターです。平尾監督からポスターのイメージを森山さんに伝え、作成をお願いしました。ミスティア主演でゾンビもの、西部劇もの、マーティン主演で「ゴッドファーザー」的なもの、「タクシードライバー」的なもの……などなど、おおまかな概要を伝えただけで、細かい打ち合わせはなしで。というのも森山さん、平尾監督、私松尾は3人ともマッドハウス出身で若い頃からの仲間でもあり、彼が相当映画にくわしい人であること、細かく説明しなくてもくみとって絵にしてくださることは分かっていて、シンプルなお伝えの仕方でOKだったのです。 森山さんとしては

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    ohmomo 2021/08/21
  • 今敏監督をしのんで 平尾隆之監督が今監督に教わったこと

    今敏監督が46歳の若さで亡くなって10年が経つ。1997年から2006年にかけて発表された劇場アニメ4作とテレビシリーズ「妄想代理人」は国内外で高く評価され、今もファンに愛されている。 99年にマッドハウスに入社し、02年公開の「千年女優」に制作進行、04年放送の「妄想代理人」に演出として参加した平尾隆之監督(劇場アニメ「映画大好きポンポさん」制作中。20年公開予定)に、今監督のもとで仕事をした思い出を振り返ってもらった。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) ■漫画「海帰線」のインパクトと今監督からの第一声 ――平尾監督は、公の場で今監督の話をほとんどされてきませんでしたよね。 平尾:今さんのまわりには僕以上に関係の深い方がいっぱいおられて、同年代でいうと板津(匡覧)さんなど、今さんの薫陶(くんとう)を直に受けてきた方がたくさんいます。そうしたなかで、僕が何かを発言するのはおこが

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    ohmomo 2020/08/24
    おもしろすぎるインタビュー
  • 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】2019年の中国アニメは何がすごい? 何が変わったのか?

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 数土直志の「月刊アニメビジネス」 > 【数土直志の「月刊アニメビジネス」】2019年の中国アニメは何がすごい? 何が変わったのか? 変化の早い中国のアニメーション業界だが、あとから振り返れば2019年が大きな転換点だったとなりそうだ。米国や日に匹敵する基盤を築こうとしてきたアニメーション産業でいよいよそれを実現し、さらに凌駕していく萌芽が見えたからだ。 なかでも制作に総合力が求められる劇場作品にこれが表れた。19年には中国産アニメーションの大ヒットがいくつも生まれた。 まずは1月に公開された「ナタ~魔童降世~」である。中国での興行収入は約50億元、日円で約780億円という凄まじい数字になっている。人口と市場規模が大きな中国でもこれは特別で、実写映画「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」に続く中国映画史上歴代第2位の大記録である。アニメーション映画

    【数土直志の「月刊アニメビジネス」】2019年の中国アニメは何がすごい? 何が変わったのか?
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    ohmomo 2019/11/26
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第14回 サントラ盤に抱いた渇望感

    SNS上で「オリジナルサウンドトラックとオリジナルスコアの違い」について質問を受けた。映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の劇中音楽を入手しようとしたらアルバムが2種類出ていて、区別がつかないという。結論を先に言えば、前者は「歌曲中心」で後者は「劇伴」とも呼ばれる劇中のインスト曲である。その質疑が出て、意外にこうした音楽の基礎を説明したものが見当たらないことに気づいた。 そこで今回と次回は、1970年代末から「機動戦士ガンダム」第1作を含めてアニメ音盤の数多く関わった立場から、歴史的経緯をからめて「用語によって何がどう違うのか」ということを根源から解説してみたいと思う。 まず「劇伴(げきばん)」という呼称がある。必ずしも「映画音楽」とイコールではない点が複雑だが、かつては「BGM」とも呼ばれたように、劇中でかかるインスト曲の総称だと思っていただきたい。決して一般的ではない言葉で、「劇版

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    ohmomo 2019/04/03
  • 押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2 the Movie」などエポックとなる作品を手がけ、アニメーションや映画に関する著書も多い押井守監督。自他ともに認める映像マニアであり、常に自覚的に映像をつくり続けてきた押井監督にとって、最近の映像業界はどのように映っているのだろうか。「監督にとって2018年はどんな1年でしたか」と聞くと、押井監督は淡々とした口調で語りだした。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) 2018年の前半は仕事でかなり忙しかったんですよ。これから世にでる作品で、まだタイトルは言えませんが、ある実写作品の作業をずっとやっていて、2月ぐらいまでは脚をバタバタと書きまくっていました。3月から格的に撮影の準備をはじめて、4月末から5月にかけて撮影。それからいろいろと後始末もして、今年の前半はけっこう活躍したと思います。今年の後

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    ohmomo 2019/01/02
    おもしろすぎる
  • 新春アニメプロデューサー放談 KADOKAWA・田中翔氏×東宝・吉澤隆氏(前編)アニメ村でおきつつある“明治維新”

    ホーム > ニュース総合 > 新春アニメプロデューサー放談 KADOKAWA・田中翔氏×東宝・吉澤隆氏(前編)アニメ村でおきつつある“明治維新” 謹賀新年。今年7月に開設5年目をむかえる「アニメハック」を、今年もどうぞご愛顧ください。 平成から新しい元号へと替わる節目の年であり、1年後には東京オリンピックをひかえる2019年。昨年行った新春企画から少し趣向を変えて、アニメプロデューサーの田中翔氏(KADOKAWA)と吉澤隆氏(東宝)による前後編の対談をお届けする。吉澤氏がGONZO、田中氏がハピネット在籍の頃から10年以上の交流があり、「月刊少女野崎くん」の企画立ち上げ時にも縁のあるふたりに、日々アニメの製作に携わるなかで感じていることを忌憚なく語ってもらった。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) ―― 田中さんにとって、2018年はどんな1年だったでしょうか。 田中:もう終わっ

    新春アニメプロデューサー放談 KADOKAWA・田中翔氏×東宝・吉澤隆氏(前編)アニメ村でおきつつある“明治維新”
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    ohmomo 2019/01/02
  • 【明田川進の「音物語」】第5回 “銀河声優伝説”と呼ばれたOVA「銀河英雄伝説」のキャスティング

    コラムでは、「銀河英雄伝説」終盤の展開について触れています。 「銀河英雄伝説」の新しいテレビシリーズ(※「銀河英雄伝説 Die Neue These」)がはじまりましたね。たまたま深夜にテレビをつけていて、「銀英伝」の新しいシリーズがはじまったのに気付きました。僕は前のOVAシリーズと劇場アニメの音響監督をやっていたので、そのときに演じてもらった役者さんが別のキャラクターを演じているのに「おお」と驚きましたが、今の若い人にはそんなことは関係なしに、これはこれで人気がでるのだろうなと思いました。今回は、OVA版「銀河英雄伝説」のキャスティングについて、お話しします。 OVA版のキャストを決めるさい、プロデューサーの田原(正聖。現・正利)氏から、ダブルキャストはなしで、「このキャラクターはこの声優さん」とのかたちでいきたいという話がまずありました。そのうえで、オーディションをしたり、サンプ

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    ohmomo 2018/05/24
  • 【明田川進の「音物語」】第1回 予算にあわせたオーディションのやり方と、声のバランスの大切さ

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 明田川進の「音物語」 > 【明田川進の「音物語」】第1回 予算にあわせたオーディションのやり方と、声のバランスの大切さ 最近、面接にきた複数の若い人から、「SHIROBAKO」を見て音響の仕事に興味をもったとの話を聞き、放送される前の「白箱」で見せてもらったんですよ。僕が虫プロにいた頃に一緒だった方など知っている人がたくさん出ていて、アフレコ現場のエピソードでは、ある音響監督をモデルにしたキャラクターがでていました。作中では、若い人が大変なアニメ制作を頑張っていく過程が描かれていて、それを見てアニメの音に興味をもち、ウチの会社を応募してくれているのは面白いなと思いました。このコラム「音物語」では、これまで私が手がけてきた作品のエピソードを交えながら、アニメの音響の現場では具体的にどんなことをしているのか、お話していきたいと思います。 音響の仕

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    ohmomo 2018/03/28
  • 新春アニメプロデューサー放談(5)東宝 吉澤隆氏 「既存のフォーマットを一回疑ってみる」

    アニメメーカーのプロデューサーが、2017年を振り返る特別企画。第5回(※)は、アニメ版「ゴジラ」に企画段階からたずさわる東宝の吉澤隆プロデューサーにインタビュー。5月に公開を控える「GODZILLA 決戦機動増殖都市」や、17年に放送されたテレビアニメ「宝石の国」の話題など、3DCGアニメにまつわる、さまざまな話が飛びだした。 ※放談の掲載は、原則取材を行った順 取材・構成/五所光太郎(アニメハック編集部) ――吉澤さんにとって、2017年はどんな1年だったでしょうか。 吉澤:17年は、仕込みから数えると約3年半の企画になる「GODZILLA 怪獣惑星」が11月に公開されました。題材は「ゴジラ」ですが、物語としてはオリジナルのようなもので、やっと世に出せたという意味で感慨ぶかい年でした。16年公開の「シン・ゴジラ」が大ヒットしたあとのアニメ版ということで、現場をふくめ、いろいろプレッシャ

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    ohmomo 2018/01/10
    “アニメ版を見た皆さんが口をそろえて言われたのは、物語終盤の展開でした。「ゴジラ」ならではの恐怖や絶望を感じて映画館をあとにしていただいている気がして”
  • 新春アニメプロデューサー放談(2)KADOKAWA田村淳一郎氏 「お色気ものは、年1本ぐらい作っていこうと思っています」

    ホーム > ニュース総合 > 新春アニメプロデューサー放談(2)KADOKAWA田村淳一郎氏 「お色気ものは、年1ぐらい作っていこうと思っています」 アニメメーカーのプロデューサーたちに、2017年を振り返ってもらいながら、今年の展望を語ってもらう新春特別企画。第2回(※)は、1月12日放送の「BEATLESS(ビートレス)」を手がけるKADOKAWA田村淳一郎プロデューサーに、出版社の強みを生かした企画の立て方や、アニメ作りのなかで、ここ数年強く感じていることなどを、ざっくばらんに語ってもらった。 ※放談の掲載は、原則取材を行った順 取材・構成/五所光太郎(アニメハック編集部) ――2017年を振り返って、ご自身としては、どんな1年だったと思われますか。 田村:毎年言われていることですが、アニメーションの作り手が不足していることを痛感した1年でした。これからを考えると、18年もその先も

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    ohmomo 2018/01/10
  • 新春アニメプロデューサー放談(1)KADOKAWA田中翔氏 「パッケージが売れる作品を作りたい」

    謹賀新年。2018年7月で開設4年目をむかえる「アニメハック」を、今年もどうぞご愛顧ください。 数多くのアニメ作品が世に送りだされ、さまざまなトピックがあった17年。アニメファンや作り手にとって、18年はどんな1年になるのだろうか。新春特別企画として、アニメメーカーのプロデューサーたちに、昨年を振り返ってもらいながら、今年の展望を語ってもらう短期連載をスタート。第1回(※)は、1月2日から放送がはじまる「よりもい」こと、「宇宙(そら)よりも遠い場所」を手がけるKADOKAWAの田中翔プロデューサーに、自身が感じるアニメ業界の現状から、ビジネス面でもっとも大切にしていることなど、思うところを率直に語ってもらった。 ※掲載順は、原則取材を行った順 取材・構成/五所光太郎(アニメハック編集部) ――2017年は、「幼女戦記」や「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」など、たくさんの作品を手がけられてきま

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    ohmomo 2018/01/10
  • 「たい焼きは頭から?」「天然物と養殖物?」たい焼きへの疑問をMay’nが解説 たい焼きへの愛を語るイベントが開催

    ホーム > ニュース総合 > 「たい焼きは頭から?」「天然物と養殖物?」たい焼きへの疑問をMay’nが解説 たい焼きへの愛を語るイベントが開催 10月11日に徳島・マチ★アソビにて「May'n『鯛使、たい焼き広めたいしっ!』WEB連載開始記念 たい焼きトークイベント『鯛使、徳島でも話したいしっ!』」が眉山林間ステージで開催され、「マクロスF」主題歌や「アクエリオンロゴス」オープニングテーマを歌う歌手・May'nが、たい焼き親善鯛使として登壇した。 イベントは「たい焼き意識調査」と題し会場の来場者へアンケートを取るコーナーからスタート。「たい焼きはどこからべますか?」という質問に対して、頭からべなければならないという決まりがあると力説する。 「よくいただく質問で、たい焼きの尻尾までアンコが入ってないという質問をよくいただくのですが、これは大きな間違いでございます。たい焼きのアンコに秘密が

    「たい焼きは頭から?」「天然物と養殖物?」たい焼きへの疑問をMay’nが解説 たい焼きへの愛を語るイベントが開催
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    ohmomo 2015/10/15
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