米Gartnerは米国時間2008年5月29日,電子商取引(EC)サイトによるWeb 2.0技術の利用状況についての調査結果を発表した。それによると,新しい技術を利用してユーザビリティやインタラクティブ性を高めているサイトは市場全体で見るとごくわずかという。一方で,成功しているサイト運営者はAjaxに代表される新技術を積極的に取り入れて,常にサイトの向上に努めていることも分かった。 同社によると,ユーザーは商品を見つけることの困難さや,煩雑な支払い手続きなどを理由に,オンライン・ショッピングを敬遠する傾向にある。ユーザーの多くは同じサイトを何度も訪れないため,ECサイトが訪問者に商品を買ってもらうチャンスは一度しかなく,サイトの第一印象は非常に重要という。 同社は,Web 2.0技術は,販売効率を向上できるほか,CRM(顧客関係管理)への取り組みにも寄与すると分析する。リッチなインターネッ
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