カフェで人を待ったり、銀行や病院で順番を待ったりするとき、置いてある雑誌を読みながら時間をつぶしたことがある人も多いだろう。これをスマートフォンと電子書籍に置きかえ、“1時間だけタダで読み放題”にするのが、「すまほん。」という新サービスだ。 このサービスを展開するのは、モバイルメディアレップ大手のディーツー コミュニケーションズ(D2C)。同社営業本部 営業部で部長を務める澤宏明氏は、「このサービスは来店者だけでなく、店舗やコンテンツを提供する出版社にもメリットをもたらす」と自信を見せる。 同氏に、このサービスの概要とビジネスモデル、サービスが生まれた背景について聞いた。 有料コンテンツの代金を“企業が肩代わり” すまほん。は、店舗や施設の中で1時間だけ、スマートフォン向けの雑誌コンテンツを無料で読み放題にするサービス。スマートフォンユーザーは、すまほん。に対応する店舗にiPhoneやiP
![スマホで雑誌が無料、お店の中なら――場所を価値化する「すまほん。」のビジネスモデル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d91d41b7a21c3f11f6ee46aa5db12fc8f604f9e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpromobile%2Farticles%2F1108%2F12%2Fl_sa_d2c03.jpg)