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「甘い生活」のアニタ・エクバーグと子猫写真:Album/アフロ [映画.com ニュース] 1960年代のニューヨークを舞台に、オスカー・アイザック扮する売れないフォークシンガーの日々を描いたコーエン兄弟の新作「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(初夏公開予定)に登場する茶トラ猫、ユリシーズが批評家から絶賛されている。 「タイム」「ニューヨーカー」「ニューヨーク」「ビレッジ・ボイス」「テレグラフ」などの各誌紙がいずれもレビューのなかで猫に言及し、「ローリング・ストーン」誌のピーター・トラバースは、猫について「厚かましいほどに主役を食っている」と評している。 それにちなんで、英Time Out London誌が「主役を食った猫ベスト10 (The ten best scene-stealing cats)」を選び出した。第1位に選ばれたのは、フェデリコ・フェリーニ監督の傑作
司会者「先週の永田洋子の話が結構なアクセスだったみたいよ。ユニークアクセス数で1万とか」 kenzee「エ?そんなんでよかったらもうちょっと続けようかナ? ザーっとした話だったので永田が「近代的で、進歩的な女性観をもっていた」みたいな話の「近代」とか「戦後民主主義的」ていうのがわかりにくい、という反応もあった。そこで「近代的な個人」ってなんだろう、みたいなトコからはじめたい。ここでは何度も取り上げるけど、「近代」の定義を柄谷行人「日本近代文学の起源」(岩波現代文庫)に求めたい。この本の要点を物凄く手短に言うと、「近代文学というものは昔から連綿と日本文化の中で続いてきたと考えられているが、せいぜい明治期に発祥した、歴史の浅いカルチャーだ。特徴として、「内面」「心象風景」のような概念が発見された。ついでにルソーの告白録にアイデアを得た田山花袋「蒲団」のような「告白」という制度も開発される。そし
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