さて本題(ここまでは自己紹介) このコラムを書くために、noteのアカウントを作ったと言っても過言ではない。 いまだに日本のあちらこちらで「赤ちゃんの離乳食は10倍がゆから〜」というススメが、スローガンのように伝えられている。 育児雑誌や離乳食本、自治体の保健センターでも、当たり前の光景・・・ でもこれ、実は赤ちゃんの育ちにものすごく悪影響を及ぼしている問題である。 あまり知られていないが、「10倍がゆ」や「7倍がゆ」は、今から60年以上前に離乳食のために作られた規格である。 一般的なおかゆだと潰しにくいことがあるので、薄いおかゆの方が良いだろうと提案されたようだ。 しかし1980年にこの規格は消え、「つぶしがゆ」や「かゆ」となった。 今から40年も前の話である。 なぜこんなに古い話が、今も語り継がれているのだろう?? 本当に赤ちゃんに必要な「かゆ」は、炊飯器のおかゆモードで炊ける米:水=