高齢化進むトラック運送業界、総務省調査では60歳以上が15% 国土交通省は3月12日にトラックドライバーの人手不足の問題などを検討する「トラック産業の健全化、活性化に向けた有識者懇談会」の初会合を開く。人材確保の上で新たな事業を展開し、トラックの活性化を目指そうというもので、6月を目途に論議をまとめていく。また、すでに自動車局でも1月から「自動車運送事業等の人材確保及び育成に向けたプロジェクトチーム」を発足させている。 田端浩自動車局長は「いま普通に運転手募集をしても今はなかなか来ない。特に若い人は厳しそうなところには来ないという問題がある。仕事は長時間で厳しい労働だというイメージがあるので、トラック産業が担っている社会的価値などを小中学生に知ってもらうような戦略的なリクルートも必要。また、長時間労働もあるが、そこに短時間の労働も組み合わせられないかなども考えていていきたい。女性が働きやす