谷中霊園(やなかれいえん)は、東京都台東区谷中七丁目にある都立霊園。旧称の谷中墓地(やなかぼち)と呼ばれることも多い。面積は102,537m2であり[1]。 約7,000基の墓がある。鳩山一郎・鳩山秀夫・横山大観・渋沢栄一・渋沢敬三・穂積陳重・穂積重遠・阪谷芳郎・阪谷希一などが埋葬されている。JR日暮里駅から徒歩6分。 なお、東京都公園協会の管理区域外であるが、谷中霊園に取り囲まれる形で寛永寺の寛永寺谷中第一霊園や寛永寺谷中第二霊園、天王寺の天王寺墓地、了俒寺の了俒寺墓地等が存在する(案内図)。このほか「徳川慶喜公墓所」が寛永寺谷中第二霊園に隣接する形で存在する。 明治維新後、明治政府は神仏分離政策を進めたことで、神式による葬儀も増えた。しかし、墓地の多くは寺院の所有であったため埋葬場所の確保が難しく、公共の墓地を整備する必要に迫られていた。1874年(明治7年)9月1日、明治政府は天王寺