企業が内部管理に使用する経営指標には様々なものがある。 業績評価に連動するものとなれば 当然、部門別損益を見ることとなり 部門別損益も会社により様々で 売上しかみない大雑把な会社もあれば 当該部門の利益だけを見る会社 あるいは間接部門のコストを配賦した貢献利益を評価する会社と その会社の経営管理の程度によって大きく変わってくる。 私の仕事の一つは、部門別損益管理の仕組みを作ることで 最近その設計の根幹に入れようしているのが 「労働時間当たりの生産性」である。 以前は単純に部門別の利益で評価すればいいと考えていた。 考えが変わった背景はこうである。 日本のホワイトカラーの生産性は低いと言われ なかなか改善されない。 また一方で社会的風潮として 会社に全面的に依存した人生ではなく 個の生活も重視しようという考え方 いわゆるワークライフバランスの考えも台頭してきた。 いい加減滅私奉公の働き方 全