セットアップが楽になった 2016年ごろのVRデバイスはとにかくセットアップがめんどうだった。現在を持ち上げるために過去を貶めるような言い方はよくないが、こればかりは事実なのでしょうがない。複数本のUSBケーブルやHDMIケーブル変換タップ、DisplayPortをどこに繋げるのか、複数個の外部センサーを部屋のどこに設置するのか悪戦苦闘した覚えの方もいることだろう。 現在の主流VRデバイスであるMeta Quest 2はゲーミングPCがなくてもVRヘッドセットだけでVRが体験できるようになったし、PS VR2はVRヘッドセットをUSBケーブルでPS5に繋げば動くようになった。セットアップの敷居の高さはプレイヤーのモチベーションに直結するので、こういう進化はとても大事なのだ。 たとえば今のちゃんとしたPCは電源ボタンを押してから10秒未満で動くのが当たり前になっているので、2023年にはPC
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