このような多重配列を使った機構はC言語プログラムで多用される。典型的な例がコマンドライン引数を取得するための argc, argv 機構である。プログラムを実行する際に、 % ls -l -F -a /usr /usr/lib のようにコマンドラインで起動する。この時、ls プログラムとしては、コマンドラインで指定された引数をプログラム内部で取得する必要がある。このための機構として、argc, argv 機構が用意されている。 典型的なC言語のmain関数の定義は以下である。 int main( int argc, char **argv ) { } この時、main関数の2つの引数を argc, argv という名前で呼ぶのが常識となっている。(argc = argment count, argv = argment variable) この機構は多次元配列の応用である。つまり、argv