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ブックマーク / tanakaryusaku.jp (8)

  • 鈴木エイト氏に「報道の自由賞」 日本外国特派員協会

    この男がいなかったら、日というブラックボックスは永遠に闇の中だった。 ジャーナリストの鈴木エイトが、きょう21日、日外国特派員協会の「報道の自由賞」を受賞した。 権力に不都合な案件でも記者会見を開く特派員協会だからこその授与である。この日はジャニーズの性加害を追及した『週刊文春』も受賞した。 昨年7月、安倍晋三元首相が、統一教会信者2世に殺害された事件を機に、教団と与党自民党との関係が一気に表に出た。 鈴木エイトは20年も前から統一教会を追い、10年前からは安倍首相と菅官房長官(両者とも肩書は当時)が統一教会と裏で取引していることを追及してきた。 マスコミに持ち込んだが、あまり響かなかった。10年の歳月と共に転機が訪れた。安倍元首相暗殺事件である。 エイトは綿密な取材で長年蓄積していたデータをマスコミ各社に無料で提供した。 「メディアが監視できていなかったから(政治と教団の)関係が強ま

    鈴木エイト氏に「報道の自由賞」 日本外国特派員協会
  • 【原発汚染水】東電、ケチって海洋投棄 経産省の資料で明らかに

    東電が福島第一原発の汚染水を海洋放出(投棄)したがっているのは、事故処理を安上がりに済ませたいという理由だった。経産省の資料で明らかになった。 セメント状に固形化して地下に埋設すると2,431億円かかるが、海洋投棄だと34億円で済む。約80分の1なのである。 東電は福島第一原発から出る放射能汚染水を多核種除去設備(ALPS)でテキトーに処理してタンクに保管している。 東電によるとこのタンクは2022年で満杯になるのだそうだ。ここで出てきた悪知恵が汚染水の海洋投棄だ。 原田義昭環境相兼原子力防災担当相は「汚染水を海に放出する必要があるかもしれない」(9月10日記者会見)と述べた。東電の意向を汲んだものだ。 5日、国会内で野党議員と原子力市民委員会が、海洋投棄問題について東電、経産省、原子力規制庁からヒアリングした。 東電はタンクを置く場所がないと説明してきたが、原子力市民委員会の満田夏花氏は

    【原発汚染水】東電、ケチって海洋投棄 経産省の資料で明らかに
  • 消費税増税分「84%が使途不明」 山本太郎事務所が突きとめる

    グラフを ふんだん に使って、国民に分かりやすく語りかける。山議員の街宣の特徴だ。=21日、新宿駅南口 撮影:田中龍作 「全額社会保障の安定に使う」。安倍政権が国民に説明していた消費税増税の理由は、やはりウソだった。 増税分のうち社会保障の充実に使われていたのは、わずか16%だった・・・山太郎事務所が内閣官房に問い合わせた結果、明らかになった。 84%は使途不明である。 山事務所が「内訳はどうなってるのか?」と聴くと、内閣官房は「内訳は出せない」「そーゆーのは出せない」と答えたという。 安倍首相は今国会の施政方針演説(1月28日)で「増税分の5分の4を借金返しに充てていた」と明らかにしている。 借金は辺野古の埋め立てに代表される無駄な公共工事、米国製兵器の爆買いなどだろうか。 納税者として納得がいくものではない。山事務所が内閣官房に「どうして内訳が出せないのか」と重ねて尋ねたところ

    消費税増税分「84%が使途不明」 山本太郎事務所が突きとめる
  • 【倉敷・真備町発】安倍首相、被災地訪問 赤坂自民亭に避難住民「頭に来るなあ」

    ニヤニヤとした表情が目立った安倍首相。田中が初動の遅さと酒盛りを追及すると さらに ヘラヘラした。=11日、倉敷市真備町 撮影:田中龍作= 気象庁が厳重な警戒を呼び掛ける豪雨の中の酒盛りから6日後のきょう11日。安倍首相は河川決壊により多数の死者を出した倉敷市真備町の避難所を訪問した。 住民300人が避難する岡田小学校体育館には、安倍首相の訪問が決まると突貫工事でクーラー10台が設置された。地元ジャーナリストによると、別の避難所で首相は「国がクーラーをつけた」と恩着せがましく語った、という。 岡田小学校体育館で首相は避難住民に声を掛けて回った。「大変ですね」「すぐに整備します」・・・首相の口を突くのは、ありきたりの言葉ばかりだった。 避難住民の多くは、安倍首相らが大雨警報の最中に酒盛りをしていたことを知らなかった。体育館にはテレビもインターネットもないからだ。スマホの電波状況もすこぶる悪い

    【倉敷・真備町発】安倍首相、被災地訪問 赤坂自民亭に避難住民「頭に来るなあ」
  • 「子どもの貧困対策法」 参院選控え、生活保護削減のカモフラージュか

    女性は4歳の時に父親が静脈瘤破裂で亡くなった。あしなが育英会の奨学金で高校を卒業し、現在は専門学校に通う。=18日、渋谷 写真:田中龍作= 日の子どもの貧困率は15・7%(厚労省2009年調査)でOECD加盟国中でも高い水準にある。特に親が一人しかいない子どもの貧困率はOECD中、最下位だ。遺児の母親の勤労年収は149万円(あしなが育英会調べ)という低さである。 貧しい家庭の子どもが就学を諦めたりしなくても済むような制度の拡充が急がれる。その基になる「子どもの貧困対策法」が、国会で大詰めを迎えている。 現在、数値目標をめぐって野党と与党・厚労省とがせめぎあっている。数値目標とは、例えば「子どもの貧困率を何年までに10%以下にする」などと法律に書き込むことだ。野党が要求しているが、与党・厚労省は消極的である。 数値目標がなければ、「原発事故・子ども被災者支援法」と同じく空念仏となる。社会福

    「子どもの貧困対策法」 参院選控え、生活保護削減のカモフラージュか
  • ヘイトデモ、国会で追及 「極めて残念だ」安倍首相も追い込まれ

    イ・ミョンバク韓国大統領(当時)の“遺影”を携えヘイトデモに興じるレイシストたち。=2月、大阪鶴橋 写真:田中龍作= コリアタウンの新大久保や鶴橋で聞くに堪えない民族差別発言を撒き散らすヘイトデモ。世界中で報道され日の恥となっているのだが、政府の対応は鈍い。 それを象徴しているのが国会だ。きょう参院法務委員会で有田芳生議員(民主)が、「ヘイトデモ問題」を追及することになっていたのだが、自民党議員が多数欠席したことから流会となった。 いっぽう、夕方参院会館で開かれた「民族差別・排外主義に抗議する院内集会」は、約250人の市民が参加して満席となった。 集会では、大阪経済法科大学客員研究員の師岡康子さんが、日は「人種差別撤廃条約」に加盟していながら、具体的な条項は履行していないことを指摘した。 人種差別撤廃条約の第2条は「締約国は人種差別を批判し、あらゆる形態の人種差別を撤廃し、すべての人種

    ヘイトデモ、国会で追及 「極めて残念だ」安倍首相も追い込まれ
    oka_mailer
    oka_mailer 2013/05/08
    "韓国、北朝鮮や中国に対して強硬な姿勢をとる安倍首相の登場で、彼らが勢いづいていることも事実なのだが。"まったくもって。
  • 田中龍作ジャーナル | 生活保護切り下げ “低所得世帯基準”に合わせ

    「生存権を脅かすな」「命を脅かす政治と戦うぞ」。生活保護受給者や支援者はシュプレヒコールをあげた。=18日朝、厚労省前。写真:島崎ろでぃ撮影= 最後のセーフティネットが危うくなろうとしている。厚労省は16日、生活保護の支給額を引き下げ、支給基準を厳しくする方針を表明した。今年4月1日から実施されそうだ。 生活保護申請をさせないように福祉事務所や市・区役所の窓際で生活困窮者を追い返す「水際作戦」という方策がある。厚労省は、この「水際作戦」を奨励して生活保護費の圧縮に務めてきた。 2006~7年に北九州市で連続して起きた餓死、孤独死事件をご記憶の方々も少なくないだろう。 北九州市役所は生活保護の申請に来た人たちに申請書類を渡さなかったのである。厚労省は全国自治体の生活保護担当者を集め、「北九州方式」を見習うよう“指導”していた。文書ではなく口頭で、だ。痕跡を残したくなかったためと見られる。 政

    田中龍作ジャーナル | 生活保護切り下げ “低所得世帯基準”に合わせ
    oka_mailer
    oka_mailer 2013/01/18
    "『生活保護基準部会』が抽出した低所得世帯には、何らかの理由で生活保護を受給できなかったり、追い返されたりした世帯が含まれているのだ。当然、支出も収入も生活保護受給世帯よりも低くなる。"
  • 再稼働反対集会 「歴史変えたくて」官邸方向に前進、規制線また決壊

    警察の規制は厳しかった。首相官邸の200mも手前の歩道上に警察官が立ち官邸方向に行こうとする人をチェックした。筆者がプレスカードを提示し、官邸の記者会見に登録されていることを説明すると、警察官は無線で所轄に照合した。 警察官によるチェックポイントを3回通ってやっと官邸前の集会場所にたどり着いた。プレスカードがなかったら、どうなったことやら。フォトジャーナリストの豊田直己氏も同様だった、という。 金曜恒例となった官邸前の原発再稼働反対集会(主催:首都圏反原発連合)。6日はこれまでよりピリピリした雰囲気の中で始まった。 前回(6月29日)のように参加者を車道に出すまいと、警察は巧妙かつ徹底的に人の流れを規制した。「東京メトロ国会議事堂前」駅で降りる参加者を、官邸前に近い出口から出さず、霞が関寄りの出口から出した。 さらに警察は歩道に上がって来た参加者を、20~30mごとにポールとバーで仕切った

    再稼働反対集会 「歴史変えたくて」官邸方向に前進、規制線また決壊
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