さいたま市長選は19日投開票され、現職の清水勇人氏(51)が、新顔の長沼威氏(63)ら3氏を破り、再選を確実にした。 政党の推薦や支持を受けなかった清水氏と、自民、公明両党が推薦する長沼氏の対決が注目された。清水氏は前回は民主党県連が支持したが、今回は「市民党」を掲げ、既成政党と距離を置いたことが功を奏した。自民党県連幹事長でもある長沼氏は、党勢回復の追い風に乗ろうとしたが、「現職の壁」に阻まれた。 関連記事現職の清水氏が一歩リード さいたま市長選情勢調査(5/13)さいたま市長選に現新4氏立候補(5/6)