シナジーが薄い買収だったNTTドコモは2014年に約200億円でABCクッキングスタジオの51%の株式を取得し、同社を買収、子会社化していました。 同時期に、NTTドコモは、「食」に関連するビジネスを買収しています。 2012年に買収した食品宅配大手らでぃっしゅぼーやも同時期におけるM&Aで、当時、NTTドコモは食品関連事業に進出をし、更には農事業へのスマートメーター(牛の飼育 牛温計等)の利活用など通信技術を利活用したB2Bビジネスなども展開していました。 料理教室のコンテンツとドコモのDポイントなどの付帯的なサービスとの融合などを進め、一定の成果を得たために売却を判断したとのことですが、「一定の成果」がどの程度であったのかについては、明らかにされておらず、また、料理事業を拡大するにはABCクッキング側が主導した方がよいと捉え、資本提携解消の運びとなりました。 わざわざ資本提携をしている