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ブックマーク / www.asahi.com (269)

  • 「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた:朝日新聞デジタル

    大きな研究成果を上げて将来を期待されながら、自ら命を絶った女性がいる。享年43歳。多くの大学に就職を断られ、追い詰められた末だった。 西村玲(りょう)さん、2016年2月2日死去。 東北大学で日思想史を学んだ。江戸中期の普寂(ふじゃく)という僧侶に注目した仏教の研究で、04年に博士(文学)に。都内の多摩地区にある実家に戻って両親と同居しながら、研究に打ち込んだ。 翌05年、日学術振興会の「SPD」と呼ばれる特別研究員に選ばれた。採用された人に月額約45万円の研究奨励金を支給する制度だ。「これで(研究で使う)がバンバン買える」と、両親に喜びを伝えた。「もらったお金の分は、研究成果で返さないといけない」 年に論文2、学会発表4。自らにノルマを課し、経典などを大量に運び込んだ2階の自室にこもった。数少ない息抜きは両親と囲む卓。箸を動かしながら、研究の内容を早口で熱く語った。「覚えたこ

    「家族と安定がほしい」心を病み、女性研究者は力尽きた:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/04/10
  • 文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル

    仏教を研究してきた西村玲(りょう)さんは、2016年2月に亡くなった。 04年に博士(文学)に。05年、月額45万円の奨励金が支給される日学術振興会の特別研究員に選ばれた。 実家で両親と暮らしながら研究に打ち込み、成果をまとめた初の著書が評価されて、09年度に若手研究者が対象の賞を相次いで受賞。恩師は「ほとんど独壇場と言ってよい成果を続々と挙げていた」と振り返る。 だが、特別研究員の任期は3年間。その後は経済的に苦しい日が続いた。 衣住は両親が頼り。研究費は非常勤講師やアルバイトでまかなった。研究職に就こうと20以上の大学に応募したが、返事はいつも「貴意に添えず」だった。読まれた形跡のない応募書類が返ってきたこともあった。 安定した職がないまま、両親は老いていく。14年、苦境から抜け出そうと、ネットで知り合った男性との結婚を決めた。だが同居生活はすぐに破綻。自らを責めて心を病んだ。

    文系の博士課程「進むと破滅」 ある女性研究者の自死:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/04/10
  • ゴーン氏動画公開「これは陰謀」 日産経営陣を痛烈批判:朝日新聞デジタル

    日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)の弁護団は9日、前会長が4日に会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕される直前に撮影した映像を公開した。前会長はあらためて「無実だ」と訴えるとともに、事件は、仏ルノーとの経営統合に「恐れ」を抱いた日産経営陣による「陰謀だ」と強い口調で語った。 映像は約7分30秒。ゴーン前会長は白いシャツに紺色のジャケット姿。英語ではっきりとした口調で主張を展開した。弁護団によると、映像で前会長は日産幹部の名前を挙げている場面があったが、弁護団の判断で削除したという。 ゴーン前会長は冒頭、「私にかけられている全ての嫌疑について、私は無実だ。108日もの期間を拘置所で過ごしたにもかかわらず、一貫した立場だ」と強調。事件後に寄せられた非難については「私を強欲な人物、独裁的な人物として塗り固めるためになされたものだ」と不快感を示した。 前会長が映像で最も多くの時間を割い

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    okadaic 2019/04/10
  • 国語の記述式、「誤字・脱字」厳しく問わず 疑問の声も:朝日新聞デジタル

    大学入学共通テストに向けた、2回目で最後の試行調査の採点結果が公表された。国語の記述式問題の正答率は上昇したが、1回目の試行調査で浮かんだ課題の多くは改善されないままだ。関係者の多くが不安を抱くなか、「番」は1年9カ月後に迫っている。(増谷文生、編集委員・氏岡真弓)

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    okadaic 2019/04/06
  • 安っぽい言葉のSNSに薄気味悪さ 村上春樹さんの平成:朝日新聞デジタル

    ――平成という時代を象徴する作品として『1Q84』と『ねじまき鳥クロニクル』が、多くの識者の支持を得ました。 「平成が始まってまもなく、1991年1月にプリンストン大学の客員研究員として招聘(しょうへい)され、渡米しました。ちょうど湾岸戦争が始まって米国は重い雰囲気の中で、『ねじまき鳥クロニクル』を書き始めました。仕切り直しという気持ちが強かったですね」 「昭和の末に『ノルウェイの森』(87年)が思いもよらずベストセラーになって、ストレスフルだった。日を離れ日人にも会わず、こもりっきりで、集中して書けた。『ねじまき鳥』は僕にとっても象徴的で意欲的な小説。一番大事なのは『壁抜け』です。主人公が井戸の底でひとりずっと考えていて、別の世界に通じる。深層意識の中に入って行き、出入り口を見つける。『ねじまき鳥』で初めて出てきた『壁抜け』は、小説的な想像力を解き放ち、物語の起爆装置になりました」

    安っぽい言葉のSNSに薄気味悪さ 村上春樹さんの平成:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/03/25
  • 平成の30冊、1位に1Q84「平成は村上春樹の時代」:朝日新聞デジタル

    「平成の30冊」は、新聞や週刊誌で書評を執筆している方々へのアンケートで選びました。1989~2018年に出たの中からベスト5を選んでいただき、1位から順に5~1点と点数化し、集計。120人から回答が寄せられました。 小説を中心にノンフィクションや社会科学など様々な分野のが挙げられました。その数478冊。30冊のほかに、刊行時に話題となったでは、世界で格差拡大が急速に進行していることをデータで明示したトマ・ピケティ著『21世紀の資』(山形浩生ほか訳、みすず書房)、東日大震災後に書かれた、いとうせいこう著『想像ラジオ』(河出書房新社)、戦死者の追悼のあり方をめぐって大きな議論を巻き起こした加藤典洋著『敗戦後論』(講談社)なども。30位までの詳しい内容は、好書好日(https://book.asahi.com/)で紹介しています。 1位「1Q84」

    平成の30冊、1位に1Q84「平成は村上春樹の時代」:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/03/25
    記事自体は前に読んでたけど「なぜ美本を使わないのか?」が気になってメモ。
  • 川端康成文学賞が今年の選考を休止 運営基金危うく:朝日新聞デジタル

    優れた短編小説に贈られる川端康成文学賞について、主催の川端康成記念会は25日、今年の選考を休止すると発表した。 川端が死去した1972年にノーベル文学賞の賞金を中心とした基金を作り、創設された文学賞。新潮社の協力を得て、これまで44回の選考を行ってきた。 川端香男里(かおり)理事長が体調不良で審査委員長の責務を果たせなくなったこと、これまでの出費が2億円を超え、運営基金が危うい状態であることが休止の理由だという。副賞は100万円。記念会の水原園博専務理事は「伝統ある文学賞の中断は残念ですが、スポンサーが見つかるなど、財政面が解決すれば再開の可能性はある」と話している。(中村真理子)

    川端康成文学賞が今年の選考を休止 運営基金危うく:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/03/25
    えー! そうなのか。
  • ムンクも若冲もTシャツ化OK やっと乗った世界の潮流:朝日新聞デジタル

    ムンクもクリムトも若冲(じゃくちゅう)も、作品の画像が自由に使えます――。名古屋市の愛知県美術館が、著作権が切れ「パブリックドメイン(PD、公有)」となった作品画像1200点超を、ホームページで公開した。営利・非営利を問わず手続き不要でダウンロードでき、SNSの拡散や二次創作などに使ってOK。PD作品の画像の公開・自由利用を認める世界的な潮流に乗った形だ。 愛知県美は昨年11月中旬から、ホームページ(https://jmapps.ne.jp/apmoa/)の収蔵品検索で、PDとなった作品画像をダウンロードできるようにした。手続き不要だが、所蔵やトリミングの有無だけ表記するよう求めている。ウェブシステムの更新時期が来た2018年度に、現場の学芸員が提案した。 ここ数年、米のメトロポリタン美術館やシカゴ美術館、オランダのアムステルダム国立美術館など、海外の著名館がPDとなった収蔵品の画像を、利

    ムンクも若冲もTシャツ化OK やっと乗った世界の潮流:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/03/11
  • ソニー辞めてベビーシッター探し 米国で起業のヒントに:朝日新聞デジタル

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    okadaic 2019/02/28
    普段は仲良くお酒飲んでるだけだけど、改めて読むと本当にすごい人物だなぁ……。
  • 日本文学研究者のドナルド・キーンさん死去 96歳:朝日新聞デジタル

    の古典から現代文学まで通じ、世界に日文化と文学を広めた、日文学研究者で文化勲章受章者のドナルド・キーンさんが24日、心不全で死去した。96歳だった。葬儀は親族のみで営む。喪主は養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己(せいき)さん。 1922年、米ニューヨーク生まれ。コロンビア大在学中に「源氏物語」と出会う。日米開戦に伴い42年、米海軍日語学校に入学。語学将校としてハワイや沖縄で従軍、日兵の日記の翻訳や捕虜の通訳をした。沖縄の前線ではスピーカーで日兵に投降を呼びかけた。戦後、ハーバード大、ケンブリッジ大で日文学の研究を続け、53年から京都大に留学。英訳「日文学選集」を編集し、米国の出版社から刊行、日文学の海外紹介のきっかけを作った。 谷崎潤一郎や川端康成、安部公房、三島由紀夫、司馬遼太郎ら日を代表する作家との交遊が文学研究を豊かにした。「徒然草」「おくのほそ道」などの古典

    日本文学研究者のドナルド・キーンさん死去 96歳:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/02/24
    このところ若く歳近い人の訃報に胸を痛めていたのだが、キーンさんについては「同じ時代を生きることができてよかった」との念が強い。とはいえ悲しい報せです。ご冥福をお祈りします。
  • こんな違法化「誰が頼んだ?」漫画家や専門家ら声上げる:朝日新聞デジタル

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    okadaic 2019/02/19
  • 死角に隠れた物体、可視化に成功 デジカメで「影」撮影:朝日新聞デジタル

    壁の向こう側に隠れた物体の「影」をデジタルカメラで撮影し、もとの物体の色や形を再現する技術を米ボストン大の研究チームが開発した。交差点の死角から飛び出してくる車や人を事前に察知する技術の開発などに役立つと期待される。自動運転車の安全性の向上などにつながる一方、戦場で隠れた敵を発見するなど軍事目的にも応用できるという。 死角にある物体を可視化する技術はこれまで、高性能なレーザーや検出器が必要だったが、研究チームは市販されているデジカメで再現することに成功した。 ホワイトボードの前に液晶モニターを約1メートル離して置き、モニターの画像がうっすらと影のようにボード上に映るようにした。モニターとボードの間に置いた障害物を動かし、ボードに投影された画像をその都度、デジカメで撮影する。影が変化する様子から物体の色や形を推測するコンピュータープログラムをつくった。障害物は、モニターの光が拡散されすぎるの

    死角に隠れた物体、可視化に成功 デジカメで「影」撮影:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/02/17
  • 「こどもの城」五輪でも活用へ 都が600億の予算計上:朝日新聞デジタル

    子ども向けの遊び場や文化活動の拠点として親しまれ、2015年に閉館した旧「こどもの城」(東京都渋谷区)について、東京都は、施設内にある青山劇場と青山円形劇場を改修し、再び活用する方針を固めた。改修費は数十億円の見込み。地元の渋谷区や都議会の意見を踏まえ、子ども向けの施設も残す方向で検討している。 都は19年度当初予算案で、旧こどもの城の土地と建物を国から買い取るための経費として約600億円を計上。20年東京五輪・パラリンピックではボランティアの研修会場やスタッフらの休憩場所として使い、大会後は「都民の城」(仮称)として再整備する計画を進めている。 都がまとめた「活用の基的考え方」によると、大会後の活用では「子どものための機能」を盛り込んだ。空中ネットや滑り台が設置されていた「プレイホール」は壊さずに、残す方針。舞台を客席がぐるりと囲む形状が特徴の円形劇場や、ミュージカル「アニー」など数多

    「こどもの城」五輪でも活用へ 都が600億の予算計上:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/02/12
    ね、必要なものは残すべきですよ。しかし本当、なんで一度でもあんなに有無を言わせず閉館したんだよ……。
  • 「自分の体だいじょうぶかな」心愛さんがつづったSOS:朝日新聞デジタル

    2017年11月6日。小学3年だった女の子は心の中にあった思い、悩みを鉛筆でしっかりと書いた――。自宅で死亡した千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(10)が父親の暴力を訴えた学校のアンケートのコピーを市が1日に公表した。余白には担任が心愛さんから聞き取った暴力の内容の書き込みもある。どれほどつらかったのか、悲しかったのか。この1枚の用紙から心愛さんの必死のSOSが伝わってくる。 「お父さんにぼう力を受けています。夜中に起こされたり、起きているときにけられたり たたかれたりされています。先生、どうにかできませんか」 当時小学3年だった心愛さんが、アンケートの最後の自由記述欄にそう書いたのは11月6日朝の1時間目が始まる前。通っていた市立山崎小学校で実施された「いじめにかんするアンケート」だった。 B4用紙の冒頭には「ひみつをまもりますので、しょうじきにこたえてください」「なまえをか

    「自分の体だいじょうぶかな」心愛さんがつづったSOS:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/02/04
  • 「子どもを不幸にするダイヤ」後藤さん殺害、残した問い:朝日新聞デジタル

    「ダイヤモンドが、子どもたちを不幸にする現実があるのではないか」。ジャーナリストの後藤健二さんは、ダイヤの産地であるアフリカの紛争を取材し、著書の中でそう問いかけていた。過激派組織「イスラム国」(IS)による日人人質事件で、後藤さんの殺害映像が公開されてから4年。後藤さんと縁のあった人たちが、彼が残した問いに答えようとしている。 昨年12月、中央アフリカ共和国。ダイヤモンドの鉱山がある西部のまちを、宝飾デザイナーの高津央(こうづなかば)さん(57)と写真家の青木弘さん(42)が訪れた。約1カ月かけて地元政府や警察、鉱山関係者らを訪ねて回った。 高津さんが後藤さんと知り合ったのは10年ほど前だ。後藤さんが撮った映像を、グラフィックデザイナーとして活動していた高津さんがデジタル加工して「アート作品」にする活動を始めた。紛争地の現実を、より多くの人に知ってもらいたい。そう考える後藤さんの提案だ

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    okadaic 2019/02/01
  • 作家の橋本治さん死去 「とめてくれるな おっかさん」:朝日新聞デジタル

    「桃尻娘」で衝撃の作家デビューを果たし、「リア家の人々」「草薙(くさなぎ)の剣(つるぎ)」をはじめとする小説で戦後の庶民の実相をすくい取るなど、幅広く多彩な作品を発表してきた作家の橋治(はしもと・おさむ)さんが29日、肺炎のため死去した。70歳だった。喪主は母美代子さん。 1948年東京生まれ。東大在学中の68年、駒場祭のポスター「とめてくれるな おっかさん 背中のいちょうが泣いている」で注目される。73年に同大卒業。イラストレーターを経て77年、「桃尻娘」が小説現代新人賞佳作に。女子高校生の一人称でつづるしゃべりの文体と衝撃的な告白という内容は、文壇も読者も驚かせた。翌年単行化され、ベストセラーになった。 斬新な古典の現代語訳でも注目をあびた。87~95年の「桃尻語訳枕草子」(全3巻)は「春って曙(あけぼの)よ!」という書き出し。91~96年、光源氏を語り手にした「窯変(ようへん)源

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    okadaic 2019/01/30
    こちらのほうが詳しいか。70歳は若い。次作を楽しみにしていました。ご冥福を。
  • 新宿の新成人、半数が外国人 日本語学校の留学生多く:朝日新聞デジタル

    新成人の2人に1人が外国人の東京都新宿区で14日、成人式が行われた。会場にはマレーシア、ウガンダ、マダガスカル、ブラジル、中国韓国、カナダ、フランスなどさまざまな国出身の若者の姿があった。 区によると、新成人は4109人で、うち外国人が1868人と約45%を占める。区全体の外国人比率は10%余りだが、日語学校や大学も多く、20歳を迎える留学生が多いことが一因という。 晴れ着姿で一緒に参加した米国出身のキャリー・ラリーノさんとメキシコ出身のアレン・モンテスさんは「ワクワクしてます」と笑顔を見せた。母がフィリピン人で新宿生まれの田中亜実さんは「フィリピンのおばあちゃんに20歳になったことを報告しに帰りたい」と話していた。(鬼室黎)

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    okadaic 2019/01/15
    <区によると、新成人は4109人で、うち外国人が1868人と約45%を占める。> 全体では10%とのこと。なるほど留学生も多いもんなぁ。華やか。
  • 哲学者の梅原猛さん死去 日本古代史に大胆な仮説を展開:朝日新聞デジタル

    独自の理論で日古代史に大胆な仮説を展開した哲学者で、国際日文化研究センター(日文研、京都市西京区)の初代所長を務めた文化勲章受章者の梅原猛(うめはら・たけし)さんが12日、死去した。93歳だった。 1925年、仙台市生まれ。京都大学哲学科卒業後、立命館大学教授や京都市立芸術大学長などを歴任した。 60年代から日文化研究に傾倒し、72年に奈良・法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮めるために建てられたとする「隠された十字架―法隆寺論」を出すと、73年には万葉歌人の柿人麻呂は流刑死したとする「水底(みなそこ)の歌―柿人麿論」を刊行。通説を覆す独創的な論は「梅原古代学」と呼ばれ、大きな反響を呼んだ。 80年代前半には、日文化を総合的に研究する中心機関の必要性を訴え、当時の中曽根康弘首相に直談判するなど政府関係者を説得。日文研の創設にこぎ着け、87年に初代所長に就任した。 社会的発言も多く、日

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    okadaic 2019/01/14
  • 妊娠なら帰国、恋せぬメイド 移民受け入れ、各国で課題:朝日新聞デジタル

    4月の改正入管法の施行で、日に暮らす外国人は確実に増える。外国人をどう受け入れるべきか。各国も模索している。 オーストラリア・シドニーの西約250キロの町オレンジの果樹園で昨年11月、オーナーのディノ・クニアルさん(68)がチェリーの出来具合を調べていた。 8ヘクタールある畑の収穫作業は、ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザで滞在する外国の若者や南太平洋の島国の出稼ぎの人たちが担う。肉体労働で働く時期も限定されるため、「豪州の若者は働きたがらない。完全に彼らが頼り」と話す。 一方で外国の若者には、観光や語学の勉強もできるワーホリは人気が根強い。大阪府出身の松山友紀さん(29)は2015年12月にオレンジのチェリー農園で働いた。作業員はみなワーホリ滞在者だったという。 1975年に始まったワーホリは期間1年で1回限りが原則。ただ、地方の仕事を3カ月以上すれば、もう1年滞在できる。政府は2年目

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    okadaic 2019/01/07
  • 将棋と法学、思考に共通点 藤井聡太七段に憲法学者・木村草太さんが聞く:朝日新聞デジタル

    将棋藤井聡太七段(16)と、将棋ファンの憲法学者木村草太さん(38)が対談した。「進化を続ける高校生棋士の頭の中はどうなっているのか」「どんな学校生活を送っているのか」。将棋ファンの代表として、木村さんが数々の質問をぶつけた。 木村 前年の目覚ましい活躍で、2018年は期待されたと思います…

    将棋と法学、思考に共通点 藤井聡太七段に憲法学者・木村草太さんが聞く:朝日新聞デジタル
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    okadaic 2019/01/03