日本の公的年金制度には、夫に先立たれた妻の生活を守るため「遺族年金」が整備されていますが、サラリーマンの妻と自営業の妻では、その手厚さに大きな開きがあります。二人三脚で自営業を営んでいた子のない夫婦のケースを例に、自営業の夫に先立たれた妻の年金シミュレーションを見ていきます。 50歳女性、夫婦二人三脚で店を経営してきたが… 「これまで夫婦でリフォーム店を経営してきました。ところが先日、夫が突然心筋梗塞で亡くなってしまったのです。1人では店の経営が難しいため、畳むことになりそうです。子どもはなく、頼れる身内もいません。この先どうやって生活していけばいいのか…。すごく不安です」 夫婦2人で自営業を営んでいた場合、夫に先立たれてしまった妻は、 ①仕事を続けられなくなることから、収入が断たれる ②世帯で受取れる老後の年金が少なくなる という2つの問題に直面することになります。 そこで公的年金の制度
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