サイバー攻撃を受け患者約8万5千人分の電子カルテが閲覧できなくなった徳島県つるぎ町の町立半田病院が、犯人が復元の代わりに要求している「身代金」を支払わない方針を決めたことが25日分かった。約2億円をかけ新システムに切り替えゼロからカルテを再構築する。兼西茂つるぎ町長が取材に明らかにした。兼西町長は「支払ったとしてもデータが100%復元できるとは限らない。少しでも早く通常の態勢に戻さなければなら
富士フイルムホールディングスは日立製作所の画像診断機器事業を買収する方針を固めた。買収額は1700億円台に達する見通し。日立の磁気共鳴画像装置(MRI)などの医療機器に富士フイルム独自の画像処理技術や人工知能(AI)などのソフトウエアを組み合わせ一括して提供し、独シーメンスなど海外大手3社を追い上げる。世界の成長市場の攻略をにらみ、国内企業による事業統合・再編が加速してきた。【関連記事】富士フイルム、日立の医療機器買収を発表 1790億円富士フイルム、執念の買収 日立の医療機器1700億円で富士フイルム、AI×医療機器に活路 日立の事業買収買収するのは、日立の子会社だった旧日立メディコが手掛けるMRIとコンピューター断層撮影装置(CT)、さらにその子会社が強みを持っていた超音波診断装置を中心とした画像診断機器事業だ。買収額は
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