新型コロナウイルス感染症対策の一環として日本に浸透しつつあるテレワーク。多くの企業において在宅勤務の導入・拡大やコワーキングスペースの活用、オフィスのフリーアドレス化などが進んでいる。それに伴い、新しい働き方に合わせてパソコンやタブレット、スマートフォン、周辺機器などを買い替えたり、買い足したりした人も少なくないだろう。筆者もその1人だ。 最近も「仕事にも趣味にも便利に使えそうだ」と注目していたコンピューター製品を1台購入した。英Raspberry Pi財団が開発している「Raspberry Pi(通称ラズパイ)」シリーズの最新機種「Raspberry Pi 400」(以下、ラズパイ400)である。Raspberry Pi財団が同製品を発表したのは2020年11月のこと。これまで海外版の販売が先行していたが、2021年7月29日夜、国内の法令制度に対応して日本語配列のキーボードを備えたモデ
![見た目はキーボードで実はPC、「ラズパイ400」日本版を動かして考えたこと](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cf29ebf12d96c517d5c0259f920826dd52898db5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F00138%2F081800859%2Ftopm.jpg%3F20220512)