ツイッターの投稿者特定に道が開けた 自分の名前を出さずとも、気軽に情報発信できるツイッター。だが、その「匿名性」は絶対ではないことが実例で示された。ツイッターで「詐欺師」などと中傷された日本人男性が、投稿者を割り出すために、米ツイッター社へ情報開示を求めて行った仮処分申請が、東京地裁に認められたのだ。 原告側代理人を務めた清水陽平弁護士「実は本件で中傷が投稿されたのは2011年9月ごろからで、仮処分を申し立てた時点で、すでに1年半以上経過しているものもありました。つまり、発言時のアクセスログがツイッター社から開示されたとしても、プロバイダに過去の情報が残されている可能性は低かったですし、仮に残っていてもプロバイダにはその記録が残っていないと思われました。 そこで、『ツイッターアカウントにアクセスした最新のログ』を開示するよう求めたのです。結果的に請求は認められ、2013年8月時点でツイッタ
米FireEyeは、iOS 7に不正アプリを使ってユーザーの端末操作を監視できる脆弱性があると同社公式ブログで発表した。脆弱性を悪用されると、ユーザーの入力した情報が流出する恐れがある。 同社は脆弱性を検証するために、iOS 7搭載のiPhone 5s内にユーザーが入力した情報をバックグラウンドで監視するアプリを作成した。検証用のデモでは、不正アプリを使ってタッチパネル、ホームボタン、音量ボタンなどの操作を記録し、外部サーバーに送信できることを確認した。 今回検証を行ったのは、iOS 7.0.4を搭載したiPhone 5sだが、iOS 7.0.5/7.0.6、iOS 6.1.xを搭載したiPhoneにも同様の脆弱性があるという。同社は、これらの脆弱性を悪用されると、ユーザーの情報が流出する恐れがあるとしている。 脆弱性に対する対処法として、同社は「iOS タスクマネージャー」を使ってバック
京都大iPS細胞研究所で実験用マウスの不適切な管理が明らかになった。遺伝子組み換えマウスは本当に外部に出ていなかったのか――。研究所は「施設外に出ていない」と主張するが、関係者の話からは「最後の砦(とりで)」の危うい実態が浮かび上がる。 研究所では、実験用マウスはいずれも2階にある実験用の処置室か飼育室で管理されることになっている。実験後には殺処分し、死骸は冷凍庫に保管された後、専門業者が回収する。ところが、調査では、わずか2年余の間に1階の洗浄室で14回にわたってマウスが見つかり、少なくとも5匹は生きた遺伝子組み換えマウスだった。これ以外に6匹の生きたマウスが見つかっていたが、発見当時の資料が乏しく、「組み換えかどうか確認できなかった」(同研究所)。 研究所によると、これらのマウスは、いずれも飼育室から洗浄室に運び込まれた飼育ケース内から見つかった。委託先の業者がケースから紙製のチップを
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