okatomのブックマーク (10)

  • 修羅の街大阪

    大阪府民になって2年余り、お気に入りスポットはコンビニと漫画喫茶である。 ぼくは大阪を何も知らなった。知らなくてはいけない。かといって難波や梅田はアウェイすぎる。 カラオケオールしてきましたみたいな、エグザイルに紛れ込んでてもバレないヤツらで溢れ返ってる。 気がつけば新今宮駅に降り立っていた。 ぼくのイメージの新今宮は西成やあいりん地区、串カツ、通天閣といったディープな大阪そのものだった。 それこそおっさんの聖地だ。野生のおっさんがいるはずだ。ぼくはそこに惹かれた。 駅はさっそくアンモニア臭い。野生のおっさんによく見られるマーキングだろう。近くにおっさんがいるのは確実だ。 次に構内に座り込んでワンカップを呷るおっさんを探すが見当たらなかった。 酔っぱらって駅員に絡むおっさんも、ダンボールのおっさんも見当たらない。 理想とのギャップに動揺しつつも駅を出る。 眼前にはフェスティバルゲートとかハ

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    okatom 2010/07/15
  • ヒキコモリだけど、毎日窓ばっか見てたら偉そうな犬がしゃべりかけて

    「昔はその部屋から、太陽が昇るのを数えていたね」 「もう数えるのはやめたんだ」 「いくつまで数えていたんだね」 「千までは覚えているよ」 「偉いね、千まで数えたんだ。それなのにやめてしまった?」 「うん、最近ひどく眠くて」 「それでも街を眺めるのは、忙しそうに歩く人達が羨ましい?」 「何もわからないよ、考えたくないんだ」 「利口だよ。そうやって逃避すれば焦燥に駆られることもない」 「その、ひどく眠いんだ。もう行ってほしい」 「行ってほしい? どこへ?」 「知らないよ。君は誰?」 「君はスタートするべきだと、思っているんじゃないのかい?」 「わからないけど、ぼくはこれでいいんだ」 「君は不幸でもある。君と引換に自由を失った両親ですら、君を急かさないんだ」 「両親は……」 「両親がいけなかった!? そうだよねぇ君を育てたのも両親だもの」 「そうじゃない」 「だから、君がお手をしなくてもご飯をく

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    okatom 2010/06/01
  • 職場のおっさん化対策について

    現在23歳、ぼくは、おっさんと二人で仕事をしている。 週五でおっさんと毎日二人でおっさんのマンションでおっさんのパソコンに向かっている。 仕事をしていると言うと語弊があるけど、まあ今回は仕事の事はどうでもいいとして、問題はおっさんである。 ぼくは昔から引きこもり体質であって、土日は基家でネットかゲーム読書、 出かければ歩いて30秒のコンビニ、旅行といえばネットカフェに朝までいる程度。 なんというか必然的に職場が一緒のおっさんとしか会わない。おっさんとしかしゃべらない。 ぼくの社会はおっさんとコンビニ店員で構成されている。 決しておっさんが嫌なワケではない。このデキるおっさんを尊敬している。 仕事も、客先に打ち合わせに向かうのはおっさんであって、ぼくはマンションで一人おっさんを待つ。相手がおっさんであっても待つ身はつらい。 そのためぼくは人前に出ることは無いので、仕事でもおっさんにしか会

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    okatom 2010/05/24
  • 引き篭りは京大生のセックスに母を見るのか

    所謂悪い例には漏れのない劣等生は、ぼかーゆとり教育の産物なんですってスタンスでどんどん落ちていった。 春とこのセンセイはあけぼのらしい。デブな国語教師は職員室で汗とツバを飛ばしてぼくを哀れむ。「おまえは水のやうな奴だ。出来ることしかしない、否、出来ることもしない。何もしない。そのくせ卒業しやがる。ありをりはべり」スイマセンとソノトオリだと思いますを連呼してやり過ごす3年間を経て、ぼくはゲイを見つけられないまま男子校を卒業した。思い出らしい思い出といえば、電車でヤンキーAがヤンキーBの鼻毛を抜いてあげる、いわば毛づくろい的な茶番を拝見してたら、見てんじゃねーゾ陰キャラがァなんて胸倉つかまれたくらいだ。違うんです、ぼくじゃないんです。なんてウワゴトめいた言い訳してたら、近くにいた空手部タケシロがそのへんにしとけよ、つって凄んだらあいつらビビってやんの。あっさり胸倉から手を離してまた鼻毛の毛づく

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    okatom 2010/01/21
  • フリーターはロッカールームでロッカーの夢を見るのか

    学生時代、何の考えもなく、コンビニでバイトをしていた。 僕の先輩に、細野さん(22)という歌手デビューを目指し、 駅前や路上で歌うロックなフリーターがいた。ロックを知らない僕から見ても、彼はロックだった。 いらっしゃいませーとか、ありがとうございましたーという挨拶ですらYAZAWAみたいだった。 いらっしゃませェィェァァッみたいな感じだった。ィェァって小声で言ってた絶対言ってた。 彼は今まで引きこもり体質の僕の周りにいないタイプの人だったので、妙に惹かれるものがあり(恐らくカリスマ性ではない) 僕は彼と積極的に同じシフトに入った。 彼とのアルバイトは刺激的だった。 彼は金髪で、コンビニの制服の上から懐中時計(洋画で爺さんの形見にもらいそうなアンティークなヤツ)をぶらさげ接客していた。 時折スライドする蓋を開き、目を細め見つめるので、当に大切なものかと思ったが、レジにガンガンあててたので恐

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    okatom 2010/01/19
  • 絶対怒ってるじゃん

    ごめんって言ってるじゃん だからもういいって 絶対怒ってるよね 怒って無いって 怒ってるじゃん は?どこが? さっきから謝ってるじゃん、つかどうすりゃ許してくれるワケ いや、許すとかじゃなくて怒ってないから 怒ってるし 怒ってないって言ってるじゃん ・・・マリカーやる? いや ……怒ってるじゃん 怒ってないって言ってるだろほんと ほら怒ってる おまえがしつこいからだろが 怒ってないって言ったのに怒ってるじゃん嘘じゃん 怒ってなかったけどお前がしつこいから怒ったんだろが 最初から怒ってただろが! 怒ってねえよボケ! ほらー!ハイー今ホラこれェ完全に怒ってるよ お前が怒ってる怒ってるしつこいから怒ったんだろがボケカス 謝ってるじゃん!謝って許してくれないとかなんなの?ワリオサーキットにしようって言ったのおまえじゃん 近道なしっつったのもお前じゃん、なのに それは謝ったじゃん、謝ってるのになんで

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    okatom 2009/12/15
  • アリクイヤバイ

    アリクイはアリべるからアリクイで、アリべなかったらアリクイじゃなくて アリべたらアリクイだから、笹いまくってるパンダとかもササクイなのかと考えても ササクイじゃなくてパンダなワケで、 じゃあアリってるからアリクイなんじゃなくて、 なにかワケアリでアリクイなのかと考えれば、やはりあの長い舌が アリうのに特化してる的なアレかなと妄想してみるが フォルム的に他の虫とか、コオロギとかもえそうな気がするから怪しいもんだと思って ネットで調べたら野生のアリクイはホントにアリしかべないらしくて、徹底したその姿勢は 見習うべきものがあるワケだけど、でもアイツ新生児の時は母乳で育つみたいだし そこはやっぱりアリべて初めて一人前のアリクイみたいな所があるよねやっぱり じゃあアリえないアリクイはアリクイであるといえるのか、アリえないアリクイは 完全にアリクイであるアイデンティティを失ってし

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    okatom 2009/11/10
    アリクイクイ>アリクイ>アリ
  • メロスも激怒した

    メロスは激怒した。 メロスはパスタを茹でようと決意した。 メロスには料理がわからぬ。メロスは、島の牧人である。 笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。 けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。 「伯方の塩」と銘打った塩を買った。 原産地がメキシコであった。

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    okatom 2009/11/09
  • 「凸・凹」この字を見ると興奮しませんか? - ゴリラブーツ

    ●「中国のマリリン・モンロー」が登場、Fカップの兪晴がセクシー発散―中国 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=34508 ●国民的アイドル“しずかちゃんになる方法”とは? http://news.walkerplus.com/2009/0825/12/ ●「夜這い」にみる歴史的婚前交渉への誤解 http://www.menscyzo.com/2009/08/post_230.html ●生首キスロボット http://www.zaeega.com/archives/50871557.html ●肥満は脳の老化を加速する http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=09/08/29/1818224 ●「死ぬ日、教えます」…死亡日を予測するサイトが登場! http://rocketnews24.c

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    okatom 2009/08/31
  • おっぱいでまわるブラック会社

    今春新卒で就職した高校時代の友人Nは、 毎週末ぼくに電話を掛けてきては愚痴をいう。 内容も毎回似たり寄ったりで、如何に会社における 自分達の立場が使い捨てソルジャーか、上司が糞か、 給料が安いか、将来が不安か、彼女ができないか、何か楽しいことがないか、 女の子を紹介しろ……他まぁよくある愚痴なわけだけれど、 毎週毎週聞かされてはぼくの返答もおざなりになる。 以下は先週金曜日の話 「当に上司むかつくんだよ、やめてやるからマジで。 俺ら同期で結託して一気にブッチするかまえよ」 「マジで」 「マジよ」 「いつやめんの」 「今月中にな」 「先月も言ってたけど」 「今日さ、同期の畑山すげぇ怒鳴られて机蹴られてんの、まじこえぇ、 契約の成績悪かっただけでだぜ。朝から終電近くまでこき使われてさ、 俺なんのために生きてんだろ、つかなんか楽しいことないの?」 「無い無い」 「なんも楽しいこと無いんだよ、う

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