経済 81社、売り上げ100万未満 総合事務局、OSS活用状況を調査2009年6月7日 県内IT業界におけるOSS商材の売上概算 沖縄総合事務局は6日までに、ソフトウエアの設計図に当たる技術情報(ソースコード)を無償でネット上に公開しているオープンソースソフトウエア(OSS)の県内活用状況を調べた報告書をまとめた。県内情報技術(IT)関連企業100社のうち、81社が100万円未満の売り上げしかない一方、11社は1000万円以上の売り上げがあった。多数存在するOSSを有効活用するため、有用なOSSを選抜、蓄積する「OSS活用推進センター」の整備を提言した。 OSSは無償かつ改良可能なため、低コストで商品開発ができる。OSSの活用で、規模が小さい県内IT業界でも独自製品を持てる可能性があり、現状の二次、三次下請け構造から脱却できるとの期待がある。 調査は今年2月から3月にかけて実施。3