麺料理はどこでも庶民の人気メニュー。 東南アジアのシンガポールでもいろいろな麺類を気軽に味わうことができます。 ところが今、地元に根づいた麺類を押しのけるような勢いで日本の「ラーメン」が人気を呼び、一大ブームとなっています。 去年の経済成長率が14.7%というシンガポールには、新たなビジネス・チャンスとみて、日本からラーメンの大手チェーンや専門店が次々と乗り込み、競争も過熱しています。 “沸騰”するシンガポールのラーメン・ブームについて、シンガポール支局の有馬嘉男支局長がお伝えします。 急増するラーメン店 シンガポールのラーメン店は今、およそ60店舗。 この2年で倍以上に増えました。 その勢いは東日本大震災の影響もほとんど受けませんでした。 香港やバンコクなどアジアの各地にラーメン店はありますが、業界では、シンガポールが「アジアで一番のラーメン激戦地」と言われてます。 その特