性的暴行やセクハラ、職場での不平等の撲滅を掲げ、被害者を支援するための基金を設立した「Time’s Up(終わりにしよう)」運動への支持を表明するために、大多数の女優が黒いドレスを着用したことが受賞結果以上に話題となった今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式。そこで「Time’s Up」のピンバッチを付けていたふたりの俳優が授賞式の後、非難を浴びています。ひとりは自らメガホンを撮った『The Disaster Artist』でミュージカル・コメディ映画部門の主演男優賞を受賞したジェームズ・フランコ。舞台で共演したことがある女優アリー・シーディが彼からのセクハラ被害を匂わせたツイートを投稿したのを皮切りに、複数の女優や映画スタッフが被害を訴えました(フランコはテレビ番組でそれらの疑惑を否定しましたが、その直後に行われた放送映画批評家協会賞の授賞式を欠席するはめに)。そしてもうひとりがジャスティ