日本銀行は27日、当面の金融政策を決める定例の金融政策決定会合(年間8回開催)で、異次元緩和政策の現状維持を決めた。今月から新たな5年間の任期に入った黒田東彦(はるひこ)総裁にとって、新体制下で行う最初の定例会見が午後3時30分から開かれる。 26、27日の決定会合は、副総裁2人が交代して初の定例会合だった。とはいえ1人は元々、金融政策を担当する理事として黒田総裁を支えてきた雨宮正佳副総裁。もう1人は安倍晋三首相の意向に近く、緩和強化に積極的な「リフレ派」の若田部昌澄副総裁で、前任の岩田規久男前副総裁とほぼ同じ主張である。執行部を構成する基本的な勢力図は変わっておらず、異次元緩和を当面は何らかの形で続けていく方針は変わらないとみられる。 黒田総裁は9日の再任会見で…
リューベン・オストルンド監督[映画.com ニュース]理想的な父親像の崩壊を題材にした「フレンチアルプスで起きたこと」のリューベン・オストルンド監督の新作で、昨年、第70回カンヌ映画祭コンペ部門に初ノミネートで最高賞のパルムドールを受賞した「ザ・スクエア 思いやりの聖域」が4月28日公開する。今作は現代アートの世界を舞台に、格差や差別などの社会問題と、高いモラルをもった人間の理想と現実を鋭くユーモラスに描いた風刺映画だ。来日したオストルンド監督に話を聞いた。 --映画のタイトルでもある、設置された四角形の枠内では「すべての人が平等の権利を持ち、公平に扱われる」というアート作品を発表されたことがこの映画を作るきっかけになったそうですね。 「『ザ・スクエア』が私が初めて手掛けたアートプロジェクトです。とはいえ、私はアート作品というより、横断歩道の交通標識のようなものだと思っています。2011年
東京都の足立区立中学校1校が3月、性教育の授業で性行動に伴う妊娠や避妊、人工妊娠中絶などに言及し、教育界に波紋を広げている。授業を問題視する都議の指摘を受けて都教育委員会が調査に乗り出す一方、同区教育委員会は授業の必要性を主張。都教委の対応に、現場を萎縮させると懸念する声も出ている。【芳賀竜也、中川聡子】 都教委は調査結果を26日の定例会で報告した。報告などによると区立中は3月5日、3年生の総合学習で「自分の性行動を考える」と題し、性行為に伴う妊娠や避妊の方法、人工妊娠中絶が可能な時期などを説明。「今後、必要になるので大切に保存しておくように」とコンドーム着用のコツや、緊急避妊薬の購入先などを記したプリントも配った。
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