WANDA CINEMOREさんにバーバラ・ローデンの伝説的な作品『WANDA/ワンダ』評、「結末を拒否するヒロイン、終わりのない彼女の物語」を寄稿させていただきました! cinemore.jp アンスティチュ(旧日仏学院)で無字幕で見たのが『WANDA/ワンダ』との出会いでした。配給のクレプスキュールさんに心からの敬意を。 バーバラ・ローデンとデルフィーヌ・セイリグは同い年。『WANDA/ワンダ』と『ジャンヌ・ディエルマン』はどこか共振していると思います。 リサーチのために読んだナタリー・レジェによる著作『バーバラ・ローデンのための組曲』は、批評でこのようなことができるんだ!と驚きの連続でした。『WANDA/ワンダ』についての批評でありながら、バーバラ・ローデンの伝記であり、調査の日記であり、映画史と文学史を横断しながら、著者の個人史とも深く交わっていく、、、。指標にしたくなるような美し