2010年6月9日のブックマーク (5件)

  • 講評会 - ohnosakiko’s blog

    前記事に続いてデザインや美術学校関係の話。 美術、デザイン系の学校の生徒は、それ以外の学校の生徒がほとんど体験しないある「試練」を日常的に科せられる。 それは、衆目の中で作品を他人と比較され、批評されるということだ。 音楽だと順に演奏し、演奏ごとに評価なり批評なりはもらっても、ジャンルの特性上、同一時空間で他人と比較され順位づけられてアレコレ言われるということはない。映画、演劇、ダンスなども同じだ。芸術ジャンル以外を見渡してみても、理系や文系の研究発表は一人一人行われるから、一斉に見比べられて衆目の中で優劣をつけられるということはない。そういう相対評価は、すべての発表が終わった最後に出てくる。 ところが美術に限っては(映像やパフォーマンスなど時間に関するものは別として、絵画、彫刻などモノとして自立している美術作品は)、作品を同じ空間に並べられ、比較され、優劣を付けられ、批評される。時にはけ

    講評会 - ohnosakiko’s blog
    okemos
    okemos 2010/06/09
    そういう評価を下せる、というのは良いな。いや、こんな事をかいてるのは下される方じゃないからだけど。でもこういう分かりやすい且つ公正たろうとする評価があるというのは、ほんと学校は社会と比べて優しいよな。
  • 岩崎夏海「『もしドラ』を売って出版界が間違っていることを証明したかった」(牧野 洋) @gendai_biz

    岩崎夏海「『もしドラ』を売って出版界が間違っていることを証明したかった」 大ベストセラー著者に「ドラッカー自伝」翻訳者・牧野洋が聞いた [後編] 岩崎 小学2年生の時に出会った『ドリトル先生』から大きな影響を受けました。この小説が好きだった期間はとても長いです。エンターテインメントの世界はテレビやスポーツなど幅広いですが、ぼくはとにかく『ドリトル先生』が好きでした。 中学・高校性になると、小説に加えて映画も好きになりました。邦画やハリウッド映画はもちろん、ヌーベルバーグ(1950年代後半から登場したフランスの映画運動)や黒澤明、ヒッチコック(イギリスからアメリカへ移った著名映画監督)など昔の作品も片っ端から見ました。「映画こそエンターテインメントの王様」と結論し、「将来は映画監督になりたい」と思うぐらい好きでした。 ところが、大学生になってガブリエル・ホセ・ガルシア・マルケスの『百年の孤独

    岩崎夏海「『もしドラ』を売って出版界が間違っていることを証明したかった」(牧野 洋) @gendai_biz
    okemos
    okemos 2010/06/09
    内容とは全然関係ないことで申し訳ないが。「ヒッチコック(イギリスからアメリカへ移った著名映画監督)」って、最近はヒッチコックの名前にわざわざ説明がいるのか?
  • 「ヒーローショー」普通論 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール

    「ヒーローショー」鑑賞。 この映画について「賛否両論」というウワサを聞くんだけどボクの視界に入る範囲ではほぼ大絶賛のみ。ボクは貧乏くさい映画はキライで見る気は無かったんだけど、時間と機会があったんで見てみました。 結論としては、普通くらいに面白かった。 痴情のもつれでヒーローショーに出演する「ヒーロー側」と「悪者側」の対立が陰惨な暴力事件に発展していく。中盤あたりまでかけて語られる戸梶圭太が言うところの「激安犯罪」のインフレが加速していく様は素晴らしい。薄ら寒く、恐ろしいのだが一方であまりに安い動機や行動はどうしようもなく笑えてしまう。 異様さを無造作に切り取ったような井筒監督特有の乾いた演出も相性が良く効果的だし、生々しい暴力描写も昨今の一滴の血も出ない時代劇に比べ誠実で、その心意気は大いに買える。その点においては良い出来だと言える。近年に公開された邦画(ボクはほとんど見てないけど)の中

    「ヒーローショー」普通論 - ゾンビ、カンフー、ロックンロール
    okemos
    okemos 2010/06/09
    観に行ってきた。傑作、という言葉は大切にするべきだから使わないが、井筒監督、ごめんなさい、とてもよかったです。後、ラストはある種のハッピーエンドだよね。二人とも状況はニュースタートの様に見えるから。
  • 東京都青少年健全育成条例の改正案に関する議論について - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

    東京都青少年健全育成条例の改正案に関する議論について 2010.06.04 東京都青少年健全育成条例の改正案に関する議論について、いくつかのお問い合わせをいただきましたので、スタジオジブリの見解を述べさせていただきます。 「スタジオジブリとしては、改正案の成否に係わらず、今後とも自分たちが信ずるところに従い、作品作りを続けていくだけです。

    okemos
    okemos 2010/06/09
    「含蓄深い」とかじゃなくて、そんなの興味ないけど色々訊いてくる奴らが多くてウザイから、紋切り型の返答をしてみましたって事でしょ、これ?
  • 祝・復刊「家畜人ヤプー」【18禁・グロ注意】

    わたしのヤプー初体験はこれ。 ある意味「わたし」を決定づけた禁断の一冊。もちろんケも生えていない小僧が、人体改造や汚物愛好、マゾヒズムの洗礼を受けることになる。今なら問題ありまくりだが、当時は「サイボーグ009」の延長で簡単にアクセスできた。あれだ、少年探偵団のノリで「人間椅子」や「芋虫」を読んでしまった衝撃と一緒だね。 白が頂点に君臨し、黒は奴隷、黄色は家畜として養殖・飼育されている未来社会を描いたSFがこれ。ジャパンとは邪蛮(ジャバン、邪悪で野蛮)であり、スウィフトのヤフー(Yahoo)を文字ってヤプー(Yapoo)と称される「日人」の末裔たち。縮小機や染色体手術により、徹底的に改造されたヤプーたちは、器物であり、動力であり、玩具であり、物であり、機械装置にもなる。 人権?ナニソレ?ではなく、最初から「人」ではないのだから権利もへったくれもないという設定が潔い。人種差別という範疇か

    祝・復刊「家畜人ヤプー」【18禁・グロ注意】
    okemos
    okemos 2010/06/09
    ヤプー、小学生の時に本屋で立ち読みした(つっても途中までだが)。あんまり記憶に残ってないが、「便器」の感じが後に読んだフランク・ハーバードのジャンプドアシリーズの「家具」とリンクしたっけ。