「チャーハン症候群(fried rice syndrome)」という言葉が、海外のSNSを中心に話題になっている。これは「セレウス菌感染症」と呼ばれる食中毒が元となっているが、なぜ今この症状がSNSでトレンドワードとなっているのか。東京保険医療局が公開している予防策と併せて紹介する。 【画像】チャーハン症候群が話題となるきっかけとなったDr. Joe, M.D.氏によるSNS投稿 海外で話題の「fried rice syndrome」とは?2023年9月頃から「fried rice syndrome」という言葉が、海外のSNSを中心に話題になっている。これを日本語に直訳すると、「チャーハン症候群」となる。 筆者も一体何のことかと調べてみたが、どうやらパスタやチャーハンなど、調理後の料理を室温で長時間放置したことによる「セレウス菌(Bacillus cereus)」が原因の食中毒を指した表現