LXDを使っていると非特権コンテナであってもホストとコンテナ間で気軽にファイルを共有したいことがよくあります。今回はその手順をまとめておきましょう。 LXDと非特権コンテナ LXDはかんたんにシステムコンテナを構築できるツールです。「コンテナ型仮想化」と言えばDockerが有名ですが、これは主に「1コンテナ1サービス」というアプリコンテナとしての使われ方が主流です。それに対してLXDは「普通のLinuxシステム」をひとつのコンテナの中に構築します。どちらかと言うとKVMやVirtualBox、VMWareの代わりに使うタイプのソフトウェアです。 用途の違いからDockerとLXDは排他的ではなく、適材適所に使い分けることができます。もちろんLXDの上でDockerを動かすことも可能です。DockerとLXDの違いについては第459回にまとめていますので、そちらも参照してください。 LXD
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