岸田首相が慢性副鼻腔炎について手術を受けるということですが、慢性副鼻腔炎の手術とはどのようなものでしょうか? (本記事は主に成人の慢性副鼻腔炎に対する診断・治療について述べています) 慢性副鼻腔炎とは?慢性副鼻腔炎の説明のために、まずは「副鼻腔」の話からします。鼻の奥・周りには鼻からつながる「部屋」のような構造があり、これらは副鼻腔と呼ばれています。(図1)副鼻腔の炎症によって、鼻水や鼻づまり、鼻水がのどに垂れる(後鼻漏といいます)、においがわかりにくい、などの慢性的な症状が12週以上続く状態です。生活の質を損なうこと、そして治療によってそれらが改善することが知られています。(※1) 図1 副鼻腔の構造:上の3つ以外に蝶形骨洞もある。(イラストAC) 慢性副鼻腔炎はどのように診断・治療されますか?鼻水・鼻づまりなどの症状があって受診し、必要に応じてファイバースコープやレントゲン、CTなどの
![岸田首相の受ける慢性副鼻腔炎の内視鏡手術とは?効果は?(前田陽平) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/833a93208565ce7621cf7b3116dbbc9a347b6061/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fmaedayohei%2F00336481%2Ftitle-1676001830406.jpeg%3Fexp%3D10800)