処女厨の思い描く処女は、処女厨によって都合の良いようにイメージされた「何か」であって、現実の処女ではない。にもかかわらず、処女厨は自分の脳内イメージを現実のものであると勘違いし、現実に存在する人間に自分勝手な欲望をぶつけている。それは自己愛であって他者愛ではない。 処女厨が自分の願望を垂れ流す行為というのは、例えるなら皆の見ている前で処女をオカズに自慰行為しているようなもので、周りは気分悪くなって当たり前。そして、処女厨を最も気持ち悪がるのは、他ならぬオカズにされている処女である。 生身の女性に対して男達が「萌え」を口にする時、女性の側が嫌悪や気持ち悪さを感じることがあるが(例:文化系女子萌えの件、など)、あれって要はオナペットにされた嫌悪感なんじゃないかと私は疑っている。「萌え」というオブラートの向こうに透けてみえる、自慰的かつ一方向的な快楽回収の気配を、彼女達は敏感に感じ取っているので