日本では2011年4月にゲイの地方議員が誕生するなど、ゲイに対する理解が徐々に広まっています。(※1)また、世界的に見ても、国連で2011年6月に同性愛者の人権を支持する決議案が可決されるなど、ゲイの権利が認められつつあるようです。(※2) そこで、当記事では、世界各国のゲイ事情についてまとめてみました。 ■アメリカ:州によって対応は区々 アメリカでは州ごとにゲイに対する許容度が異なります。州によっては、同性同士の結婚を認めるところもありますが、そうしたゲイに寛容な州はまだ多くはありません。 2011年6月には、ニューヨーク州で同性婚が合法化され、祝福のパレードが行われました。アメリカ50州ののなかでも3番目に人口の多い同州で合法化が行われたことは、ゲイにとって大きな前進といえるでしょう。(※3) ■オランダ:世界で最もオープンな国 オランダは、世界で最もゲイにオープンな国といわれています