末期のすい臓癌を患っていることを公表したウィルコ・ジョンソンが、病を診断されたときのことを語った。ジョンソンは「生きていることを実感した」という。 BBC Radio 4のインタビューでこう話した。「数ヶ月前、兆候に気づいた。胃のところに塊があったんだ。無視することにした。無くなることを願いながらね。診断されたとき、医師に“癌がある”、手術できないって言われた。彼らができることは何もなかったんだ」 「その場を離れたとき、魂の高揚を感じたよ。歩いていて突然、生を鮮明に意識したんだ。木や空、なにを見てもワオって思った。僕は惨めな人間だ。人生の大半が鬱状態だった。でも、それがすべて晴れた」 医師からは余命9~10ヶ月だと言われているそうだ。ジョンソンは受けたとしても2ヵ月延命するだけだという化学療法を拒否、3月にUKでお別れ公演を開催すると発表した。「もし癌が、その前に暴れだしたら、ステージに上