「パブコメ偽造」と刑事告発 県ゲーム条例めぐり高校生―香川 2021年03月15日11時41分 昨年4月に全国で初めて施行された香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」で、パブリックコメント(意見公募)が偽造された疑いがあるとして、高松市の男子高校生(18)が15日、容疑者不詳とした私文書偽造容疑などの告発状を県警高松北署に提出した。 ゲーム条例で県提訴 高校生「違憲」と訴え―高松地裁 告発状によると、県議会事務局が実施したパブリックコメントでは、他人の名義を許可なく複数回使用するなどし、賛成が圧倒的であるかのように偽造した可能性が高いと指摘している。 条例は子どものネット・ゲーム依存症を防ぐのが目的で、18歳未満の平日のゲーム利用は60分まで、中学生以下のスマートフォン利用は午後9時までなどの目安を提示。昨年1~2月に実施されたパブコメには2686件の意見が寄せられ、8割を超える2269