「私の子どもがかぜをひいたときには、同じく小児科医をしている夫が薬を処方します。しかし、私はその薬の9割は飲ませません。子どもにはあまり薬を使いたくないからです。この本には、そんな小児科医であり母としての本当の気持ちを綴っています」 そう語るのは、とりうみ小児科の鳥海佳代子院長。小学生の男の子と女の子の双子のママでもある鳥海先生は『小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない』(マキノ出版)を出版した。小児科医の“偽らざる気持ち”は、子育てに悩むママにとって参考になることが多い。そんな鳥海先生に、小児科や薬との賢い付き合い方を教えてもらった。 【1】かぜは薬で治りません 「一般的なかぜは80~90%がウイルスによって引き起こされます。そのウイルスは100種類以上ありますが、これらをやっつける薬はないのです。まして、細菌を退治するための抗生剤を飲んでも、ほとんど意味がありません」(鳥海先生・
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