日記・コラム民主党の小沢幹事長に関する話題は「検察の恣意的横暴」か「小沢型政治批判」かみたいな構図になっていて、普通の人は「一体どっちの味方したらいいの?」みたいな「判断他人任せ」状態じゃないでしょうか。不況や温暖化の場合もそうだけど、学者レベルで意見対立しているような場合、誠実な素人であれば判断保留せざるをえません。さて。「検察vs小沢」というこの対立点からちょこっと離れてみると、現在の国民の漠然とした雰囲気として、「民主党、お前もか」といった諦念の気持ちがあるように思えます。これをもうちょっと掘り下げると、民主党には以下の二点が期待されていたんじゃないでしょうか(「そもそも期待するのがアホ」みたいな意見とは独立に)。社民党のようなイデオロギー政治ではない(中道・現実路線である)自民党のような利益誘導政治ではない(カネから自由である)これって、日本に限らずどの国でも国民が政治家に期待する