船田氏、党本部長辞任を否定 砂川判決「万能でない」 改憲問題・下野新聞インタビュー｜下野新聞「ＳＯＯＮ」TOP > 栃木のニュース > 県内主要 > 船田氏、党本部長辞任を否定 砂川判決「万能でない」 改憲問題・下野新聞インタビュー文字サイズ 自民党の船田元（ふなだはじめ）憲法改正推進本部長は30日、下野新聞社の単独インタビューに応じ、衆院憲法審査会で与党推薦を含む参考人が安全保障関連法案を「違憲」と発言した問題への対応について、「改正の議論を進めることで責任が果たせる」と役職を辞任しない意向を示した。推薦の責任を問う党内からの“辞任要求”に反論した格好だ。党幹部が同法案の合憲性について、「砂川判決」を根拠とした見解を示していることに対しては「（根拠とするほど）万能でない」疑問を投げかけた。 同法案を「違憲」と評価した早稲田大の長谷部恭男（はせべやすお）教授を推薦したことについて、船田氏は「昨年の特定秘密保護法案の審査で、党や政府に近い立場で発言していた。前例を重く見過ぎて安保についての考え
