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ブックマーク / www.news-postseven.com (37)

  • 『京急蒲タコハイ駅』にNPO法人が「公共性を完全に無視」と抗議 サントリーは「真摯に受け止め対応」と装飾撤去を認めて駅広告を縮小

    「ここで飲めるというのは、ちょっとした背徳感とともに楽しめそうですね」──駅のホーム上でこうアピールしたのは俳優でフリーアナウンサーの田中みな実(37)。サントリーが展開する人気アルコール飲料「こだわり酒場のタコハイ」と京浜急行電鉄がコラボして開催したイベントでの一幕である。 サントリーと京急電鉄および大田区商店街連合会がコラボし、5月18日~6月16日の期間中、京急蒲田駅や周辺エリアで各種施策が行われている。その一環として、京急蒲田駅は「京急蒲タコハイ駅」に様変わり。構内や周辺の各種装飾を変更し、CMキャラクターを務める田中によるアナウンスを実施するなど、“タコハイ”仕様になっていた。 さらに京急蒲田駅の2番線ホームで飲を楽しめるイベント「京急蒲タコハイ駅酒場」が5月18日(土)、19日(日)、6月8日(土)、9日(日)の4日間で開催。このイベントを訪れた40代男性が楽しげに語る。 「

    『京急蒲タコハイ駅』にNPO法人が「公共性を完全に無視」と抗議 サントリーは「真摯に受け止め対応」と装飾撤去を認めて駅広告を縮小
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    oldriver 2024/05/27
    (牛丼屋の)松屋がビールを「もう我慢するのやめません?」という宣伝文句で売ってたの、アウトだと思ってた。スリップを誘発した給料で食うメシは美味いか?
  • 中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も

    維新の会の中条きよし・参院議員が知人に対して1000万円を貸し付けた際に「年利60%」とする契約を結んでいたことが、週刊ポストの取材でわかった。これについて専門家は出資法違反にあたる可能性を指摘している。5月7日(火)発売の同誌が詳しく報じる。 5月1日になって中条議員は、参院事務局に対して資産報告書の貸付金を「なし」から「1000万円」と訂正することを届け出た。これは4月末に週刊ポストの取材を受けて資産報告書上の記載について対応したものだが、問題の質は“高利貸し”行為にある。 中条議員から1000万円を借りているA氏は取材に対し、「中条さんにお金を借りたのは事実です。利息が高く、返済できていない」と証言。A氏関係者から取材班が確認した「金銭消費賃借契約書」には、貸主として中条議員の名で署名・捺印がされたうえで〈利息配当は年60%とする〉と記されていた。 A氏によると「最初の何回か

    中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
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    oldriver 2024/05/02
    仮に合法でも、わざわざ金利60%のところから借りる理由がわからないので、背景に何があるのか?
  • 官房機密費問題で河村建夫・元官房長官が重大証言「馳浩氏は発言撤回すべきではなかった」「私のときは麻生首相から“あそこに渡してくれ”と指示があった」

    馳浩・石川県知事が、国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し「官房機密費を使ってアルバムを1冊20万円で作成して渡した」と語った問題。馳氏は批判を受けて「発言を撤回する」と述べたきり説明を拒んでいる。官房機密費(正確には内閣官房報償費)は、官房長官が管理していて使途が明かされない“ブラックボックス”だとされてきただけに、馳氏の発言は注目された。 そうした中、麻生太郎内閣で官房長官を務めた河村建夫氏(81)が官房機密費について取材に応じた。官房長官経験者が機密費について詳細に語るのは異例のことだ。河村氏は、森友学園問題をスクープし安倍政権の疑惑を追及してきたジャーナリスト・相澤冬樹氏のインタビューに答え、馳氏の発言などについて詳細に語った。その模様は、12月4日(月)発売の週刊ポストが詳しく報じる。 相澤氏の取材に対し河村氏は「馳さんは当たり前のことという軽い感覚で話したんだと思うよ」と語

    官房機密費問題で河村建夫・元官房長官が重大証言「馳浩氏は発言撤回すべきではなかった」「私のときは麻生首相から“あそこに渡してくれ”と指示があった」
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    oldriver 2023/12/03
  • 自民党の山口晋・衆議院議員が20代女性と不同意“泥酔キス”トラブル 妻子ある大物世襲議員がエレベーター内で…女性の母親が目撃してショック

    国会では、立憲民主党の野田佳彦議員が11月22日の衆議院予算委員会で「自民党に世襲が多すぎる」と批判して“世襲議員ばかり”の実態が問題になった。そうした中、自民党の大物二世議員・山口晋(やまぐちすすむ)代議士が20代女性に対する不同意での“泥酔キス”トラブルを起こしていたことが週刊ポストの取材でわかった。11月27日(月)発売の同誌が詳報する。 山口議員は1983年生まれの40歳。衆議院議員を7期務めた山口泰明・元代議士の次男で、2021年に父の地盤である埼玉10区を継いで出馬し、初当選した。2015年に結婚し、プロフィールでは「子育て真っ最中!」とアピールしている。 トラブルが起きたのは11月1日の夜。山口議員は同僚議員と連れ立って、東京・赤坂のラウンジに現れた。そのラウンジに勤める20代のA子さんがこう語る。 「山口さんは、自分は議員だと話していました。『お酒、強そうだね。どんなの飲む

    自民党の山口晋・衆議院議員が20代女性と不同意“泥酔キス”トラブル 妻子ある大物世襲議員がエレベーター内で…女性の母親が目撃してショック
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    oldriver 2023/11/25
    記事を読む限り山口晋サイドからキスを否定する言葉は出ていない。山口の主張は母親の要求が恐喝であることであり、A子さんの被害届への対応などA子さんとの関係については明確な態度を示していないように見える。
  • 自民党LGBT特命委員会事務局長・城内実議員がオフレコ問題発言 「同性婚はウクライナが正しいという人と同じで少数派」

    荒井勝喜・元首相秘書官の「LGBT差別オフレコ発言」による批判を受け、LGBT理解増進法案の法制化を進めている岸田政権。だが、そこに再び水を差すような事態が発生した。 2月15日に開かれた超党派の議員連盟「 LGBTに関する課題を考える議員連盟 (LGBT議連)」後、記者団のオフのぶら下がりに応じた「性的マイノリティに関する特命委員会(LGBT特命委員会)」事務局長の城内実・自民党衆院議員が次のような発言をしたというのだ。 「同性婚ウクライナの問題と同じだ。『ウクライナが正しい』というのはむしろ少数派。世界の流れだっていうのは間違っている」 大手紙政治部記者はこう言う。 「今、世界的にも同性婚を認めていこう、LGBTの方々に対する差別をなくしていこう、という流れになりつつあるのに、城内さんの『(同性婚は)少数派で世界の流れではない』という発言に対して、その場に居合わせた記者たちは驚いたそ

    自民党LGBT特命委員会事務局長・城内実議員がオフレコ問題発言 「同性婚はウクライナが正しいという人と同じで少数派」
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    oldriver 2023/03/16
    なんかすごいな
  • 【入手】安倍氏国葬の入札に出来レース疑惑 受注した日テレ系1社しか応募できない「条件」だった 44枚の入札説明書で判明

    国民の批判が鳴り止まぬ中、9月27日に安倍晋三・元首相の国葬が営まれる。この国葬の企画演出を受注したのが大手イベント会社「ムラヤマ」(社・東京都江東区)だ。落札価格は1億7600万円。政府が概算総額16億6000万円と公表した国葬予算のうち、会場設営費(約2億5000万円)の大部分が企画演出などに使われる。 ちなみに同社は今年3月に日テレビホールディングスに買収され、現在は日テレビHDの100%子会社だ。このムラヤマの国葬受注については政治問題化した。 同社は安倍内閣時代に首相主催の「桜を見る会」を5年連続で落札、2017~2019年の会では、入札前に同社と内閣府の担当者が打ち合わせしていたことが発覚し、野党から「官製談合」と追及された経緯があるからだ。しかも、9月2日に行なわれた国葬の業者選定では、一般競争入札だったにもかかわらず、応募したのがムラヤマ1社だったことから、野党側は「

    【入手】安倍氏国葬の入札に出来レース疑惑 受注した日テレ系1社しか応募できない「条件」だった 44枚の入札説明書で判明
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    oldriver 2022/09/24
  • 【緊急鼎談】小林よしのり氏、コロナ自粛に「そんなに自由が嫌いなの?」

    ワクチンを打っても、感染者数が減っても、緊急事態が解除されたとしても、一向に元の世界に戻る様子はない。私たちはいつまでコロナに怯えて閉じこもるだけの日々を送るのだろうか。この状況を打破すべく、東浩紀氏(批評家・作家)、小林よしのり氏(漫画家)、三浦瑠麗氏(国際政治学者)が討論した。(全3回の第1回) 東:8月末に苗場でフジロックが開催されたときに、参加したアーティストがいろいろ言い訳しているのを聞いて、私は「一時のノリで五輪反対とかいうべきじゃなかった」とツイートしました。何が言いたかったかというと、「フジロックをやってもいいけど、それなら他の人の行動にも寛容になろうよ」ということ。みんなそれぞれ我慢できないものがある。それをお互いに認め合うのがリベラリズムで、個人の自由を尊重する社会の基だと思うんです。 もともと日は、「自分が我慢しているんだから他の人も我慢すべき」という自粛社会、村

    【緊急鼎談】小林よしのり氏、コロナ自粛に「そんなに自由が嫌いなの?」
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    oldriver 2021/09/27
    “東浩紀氏(批評家・作家)、小林よしのり氏(漫画家)、三浦瑠麗氏(国際政治学者)”
  • 紀州のドン・ファンを刺した元暴力団幹部が自民党支部代表になっていた

    和歌山で今、全く趣の異なる2つの事件に、奇妙な接点が生まれている。そしてそのことが、「政治と暴力団」という問題に波及しようとしている。 ひとつは新型コロナ対策の持続化給付金100万円を騙し取ったとする容疑で、今年2月、和歌山市でリフォーム業を営むA氏が和歌山県警に逮捕された事件だ。 〈警察は、男が山口組系暴力団とつながりがあるとみていて、不正に得た金の一部が暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて、調べを進めることにしています〉(2月7日付NHKニュース) 給付金不正受給は全国で多発しているため、この事件自体はさして耳目を集めることはなかったが、事情が変わったのは4月。詐欺罪で起訴されたA氏が、和歌山県選挙管理委員会に自民党支部として届けられている政治団体「自由民主党自由同和会和歌山県支部」の代表者だったことが判明したのだ。 「5月18日に和歌山地裁で初公判が開かれ、おおむね罪については

    紀州のドン・ファンを刺した元暴力団幹部が自民党支部代表になっていた
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    oldriver 2021/05/26
    別に出所=更生ではないので、観点から除外するとそういう人が自民党の要職に集まると思うが。(実際そうなのかもしれないが。)逆に例えば人物を審査しないような場面で前科者を排除するのは差別になる可能性がある
  • 語尾が「…」ばかり「三点リーダー症候群」 相手のせいにするズルさも

    「ですが…」「だよね…」など、文章の末尾に“てんてんてん”をつけるクセのある人はいないだろうか。この「…」は、「三点リーダー」といって、「、」や「。」などの句読点と違い、厳格な使用ルールはない。しかし、自由度が高い記号だからこそ、リモートワーク中の人々を惑わせているという…。 「問題なければ、それでも構いませんが…」 「できれば、そうしてほしいんですけど…」 1年近く経つコロナ禍で、リモートワークもすっかり定着した。都内の企業に勤める大山綾子さん(仮名・41才)は、自宅作業中に気づいた違和感についてこう話す。 「最初は、慣れないビデオ通話での会議が苦痛でした。電話がかかってくることも増えて、正直、面倒だなと思っていました。でも、いちばん厄介なのはLINEやメールだと気づいたんです。『電話よりLINEの方が仕事効率がいい』という実業家もいますが、うちの会社は逆です」 大山さんは、上司から連日

    語尾が「…」ばかり「三点リーダー症候群」 相手のせいにするズルさも
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    oldriver 2021/01/31
    三点リーダーは偶数警察とは関係なかった
  • 菅首相の2500人パーティー 政治資金報告書に不記載だった

    東京地検特捜部が安倍晋三・前首相の「桜を見る会前夜祭パーティー」の捜査に乗り出した。安倍後援会が毎年、桜を見る会に参加する地元支援者を集めて高級ホテルで開催していた宴会だが、政治資金収支報告書に収支が一切記載されていなかったことから、国会で追及を受けた。 それに対して安倍氏は、「会費は安倍事務所職員が一人5000円を集金し、全ての現金をその場でホテル側に渡した。収支報告書への記載は、収支が発生して初めて発生する。後援会には収入も支出もないから、政治資金規正法上の違反には全く当たらない」と主張し、「事務所側が(費用の一部を)補填したという事実も全くない」と説明した。 ところが、特捜部の捜査で会費と実費の差額900万円以上を安倍氏サイドが補填していた疑いが浮上し、安倍氏人への事情聴取の可能性まで取り沙汰されている。 前夜祭の収支を報告書に記載せずにブラックボックスにしていたのは、この900万

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    oldriver 2020/11/27
    公職選挙法カモン!
  • 官邸の「反政府番組監視」 小川彩佳・和田アキ子・IKKOも対象

    安倍政権が官僚支配と並んで力を入れてきたのがメディア支配だ。誌・週刊ポストが前号で官邸の内閣広報室がテレビ番組を監視していることを示す“機密文書”を報じると大きな反響を呼び、キー局の番組関係者から、「うちの番組は監視対象なのでしょうか」との問い合わせがあった。この監視文書をもとに、官邸は気にわない報道やコメンテーターの発言があると公式ツイッターで反論し、報道に“圧力”をかけてメディア支配に利用していたのだ。 内閣広報室の番組監視は分析チームの職員3人ほどが専従となって、毎日、番組を視聴して出演者の政策に対するコメントなどを書き起こす作業を行なっている。記録文書は東京都内の男性会社員が情報公開請求して入手し、誌が提供を受けた。開示文書は2月1日から3月9日付までの約1か月分だけでA4判922枚に及び、2種類に分類されている。 1つは「報道番組の概要」とのタイトルで、朝は「スッキリ」(日

    官邸の「反政府番組監視」 小川彩佳・和田アキ子・IKKOも対象
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    oldriver 2020/06/03
  • アベノマスク、正しい方法で洗ったのに「驚くほど縮んだ」

    新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、政府は全国すべての世帯を対象に「布マスク2枚配布」をスタートさせた。「洗えば繰り返し使える」という触れ込みの“アベノマスク”だが、その謳い文句をそのまま信じてはいけないようだ。 「実物を見てがっかりして、洗ってみてさらにがっかりしました」 そう話すのは関西地方の介護施設のセンター長だ。「全世帯への2枚ずつ配布」に先んじて、全国の介護施設に対しては、4月上旬に厚生労働省から介護士、入所者向けの布製マスクが届けられていた。 「第一印象は“ちっちゃい”でしたね。『安倍さんが使っているのと同じだ!』と職員の間で一瞬は盛り上がりましたが、実際に使おうとすると小さくて、アゴを隠せば鼻が出るし、鼻を隠せばアゴが出てしまう。あと、つけても息苦しくないので、『他人にうつさないのが主な目的とはいえ、こんなに通気性がよくて効果があるのか』という不安を口にする職員もいまし

    アベノマスク、正しい方法で洗ったのに「驚くほど縮んだ」
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    oldriver 2020/04/19
    安倍晋三のマスクは縮んでない気がするので、安倍晋三はアベノマスクを使い捨てにしてるのかもしれない。
  • 安倍政権内部で新型肺炎は“神風邪” 憲法改正に利用の動きも

    感染拡大が続く新型肺炎をめぐっては、医師、検疫官、チャーター便のクルーたちが官民挙げて献身的な水際作戦を展開している。その一方で、現場から離れた“安全地帯”である永田町の惨状は、目を覆いたくなるばかりだ。 安倍政権は中国湖北省に滞在経験のある外国人の入国を禁止する一方、政府チャーター便を派遣して武漢から邦人を帰国させるなど、素早い対応を取ったように見える。 だが、政権内部では新型肺炎をひそかに「神風邪」(カミカゼ)と呼んでいるのだという。自民党ベテラン議員が語る。 「安倍総理にはまだ悪運がある。来なら、今国会はIR汚職や桜を見る会問題などの不祥事追及で窮地に陥ってもおかしくなかった。そこに新型肺炎の流行で国民の関心が外に向いた。官邸は上陸を水際でい止めることができれば支持率も上がると張り切っていて、武漢からの政府チャーター便を国会審議の時間帯に合わせて帰国させるなど、巧妙に利用している

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    oldriver 2020/02/19
    伊吹文明「(新型肺炎は)緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えたほうがいいかもしれない」下村博文「(新型肺炎拡大を)議論のきっかけにすべきではないか」
  • 「漫画村」関係者逮捕が意味すること 中島博之弁護士の解説

    2018年4月まで接続できた海賊版サイト「漫画村」の運営者が、7月7日、フィリピン入国管理局に拘束された。日へ強制送還され次第、著作権法違反の疑いで逮捕される予定だ。さらに10日、漫画村運営に関わっていた東京都内在住の男女2人が著作権法違反容疑で逮捕された。被害額が約3200億円という推計もある漫画村の運営者たちが逮捕されたことは、今後の海賊版摘発にどのような影響を及ぼすのか。米国のサーバ提供会社の通信データから漫画村の運営者情報を特定し、刑事手続も進めていた中島博之弁護士に聞いた。 * * * 今回の漫画村運営関係者たちの逮捕は、漫画村や、その他の海賊版ビジネスに関わる人たちが主張していた「海外で運営をしているから日の法律は関係がない」という言い逃れが成立しないことを示した、重要な第一歩だと思います。 漫画村は、「国交のない・著作権が保護されない国で運営されている」から、自分たちの活

    「漫画村」関係者逮捕が意味すること 中島博之弁護士の解説
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    oldriver 2019/07/15
  • 元地下アイドル・姫乃たまさん「いまが一番平和で楽しい」

    アイドルを卒業したあと、彼女たちは何をしているのか。アイドル生活10年を経て“元地下アイドル”でライターとなった姫乃たまさんは、いま何をして、これから何をするのか。誰かに辞めさせられるのではなく自分の意思でアイドルを辞めたいと決意するに至った理由、そして、アイドルでなくなったことで見えてきたファンとの関係性について綴ります。 * * * 元地下アイドルになりました。2009年4月30日から2019年4月30日まで、ぴったり10年間の地下アイドル生活でした。 地下アイドルの看板を下ろすと宣言したのは、去年の夏のことです。いろんな理由で肩書きを下ろさなければいけないと思っていて、活動内容の具体的な変更については「地下アイドル関連の事件が起きた時にマスコミ対応をしない」くらいしか考えていない見切り発車でした。 私自身、肩書きが無くなるだけで目に見える変化はないかもしれないと期待していなかったので

    元地下アイドル・姫乃たまさん「いまが一番平和で楽しい」
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    oldriver 2019/06/02
    インタビューではなく寄稿。月日が経って少し踏み込んだところも。これほどまでにファンとの関係について考え、その考えを実行してきた人はどれだけいるだろうか。(一連の卒業の流れはその一部でしかないと思う。)
  • 高齢化するファンのために地下アイドルができること

    ゴールデンウィークの前半、4月29日に『Mr.サンデー』(フジテレビ)で、孤独死した50代男性ファンのために、地下アイドルが追悼ライブを行った様子が放送された。インターネット上でも大きく話題になったこの特集を、地下アイドルでライターの姫乃たまさんは「人ごとではないです」と思いながら見たという。「卒業」せずに年齢を重ねるファンのために、地下アイドルは何をするべきなのか、姫乃さんが「バブみ」をテーマにするようになった理由とともに語った。 * * * 先日、デビュー9周年を迎えました。地下アイドルになってからもう、10年目になります。十代の頃は成人するまでに引退しようと思っていたので、短い期間をアイドルらしく駆け抜けなければと思い込んで、っぽい日々を送っていました。しかし、活動期間が長くなるにつれて、アイドルらしくいることよりも、自分らしくいられることにこだわるようになって、いまでは自ら「地下

    高齢化するファンのために地下アイドルができること
  • 地下アイドルの「いじめ体験率」はなぜ一般人の約5倍なのか

    何人いるかわからないほど多いと言われる地下アイドル。どんな実態なのかあまり知られていないその世界を、人たちへのアンケートを実施して、地下アイドルでライターの姫乃たまさんが『職業としての地下アイドル』(朝日新書)にまとめました。そこで反響が大きかったデータのひとつ、いじめ体験の高さと、姫乃さん自身がいじめ体験を告白したことで再認識した、地下アイドルいじめ体験を告白しがちな理由について考えました。 * * * いまでも母校の前を通るたび、「刑務所みたいだ」と思います。辛気臭い校舎や、気が合うわけでもない人たちが地域ごとにざっくり集められているところも。みんなで同じ制服を着なければならない中学校での生活は、私の人生における刑期でした。看守である教師とはわかり合うことがなく、生徒たちは校則を盾に監視し合っていました。そして少しでも息苦しさを見せた弱者は、狭い空間で攻撃の対象になってしまうのです

    地下アイドルの「いじめ体験率」はなぜ一般人の約5倍なのか
  • アイドルとファンにとって「結婚」は忌むべきものなのか

    アイドルである限り、恋愛結婚も許されないことなのでしょうか? ライブの始まりに「私と恋をしましょう」と呼びかけることもある、地下アイドルでライターの姫乃たまさんが、アイドルとファンの関係性と、その幸せについて考えました。 * * * 6月17日に開催された第9回AKB48総選挙の場で、NMB48のメンバー須藤凜々花さん(20)が結婚発表をしました。これを聞いて私は改めて、地下アイドルとファンの関係性について考えるようになりました。この関係の幸せはどこにあるのでしょうか。 先日、ライブの終演後に物販を片付けていたら、突然ファンの男性から「結婚してほしい」と声をかけられました。私が地下アイドル活動を始めてすぐの頃から応援してくれているので、彼とはかれこれ7、8年の付き合いになります。女子高生だった私もいつの間にか24歳になって、30代だった彼も40代になっていました。突然の言葉に驚きましたが

    アイドルとファンにとって「結婚」は忌むべきものなのか
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    oldriver 2017/06/27
  • 20代のアイドルと50代の男性ファン 金銭で「純度」保たれる

    O.A.が告知されて以来、話題を集めていた『ザ・ノンフィクション その後の中年純情物語』(フジテレビ系)が4月2日に放送された。52歳で「カタモミ女子」という地下アイドルグループを知り、メンバーの「小泉りりあ」(りあちゃん、現・小泉りあ)のファンになった「きよちゃん」が、55歳になった今を追ったものだ。 一般人を取り上げたドキュメンタリー番組が、今回のように放送前から注目を集めることはあまりない。ところが、地下アイドルファンの「きよちゃん」は特別な関心を集めていた。前作にあたる『中年純情物語~地下アイドルに恋して~』(2015年7月5日放送)放送後には、きよちゃんは単独で深夜のバラエティ番組にゲスト出演するなど、アイドル顔負けの人気を得ていたからだ。今回の放送後もやはり、ネットを中心に「かわいい」「イイハナシダナー」など好意的な反応が目立った。 「きよちゃんもりあちゃんも、素直で優しくて可

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    oldriver 2017/04/08
  • 地下アイドルのワンマンライブ、ファンが緊張する理由

    アイドルやその運営のTwitterアカウントには、たびたび名前のあとに「@●月●日ワンマン」などと言葉が加えられて告知されていることがあります。アイドルが複数、出演するイベントライブは毎日のようにどこかで行われていますが、ライブハウスやホールを借り切って「ワンマン」で行われるステージは、集客が難しいとも言われています。地下アイドルでライターの姫乃たまさんが、自身の体験から、ワンマンライブに込める思いや、初めて体験するお客さんに向けて、その楽しみ方を伝えます。 * * * 私は地下アイドルをしていて、現在、2月7日にワンマンライブを控えています。会場は渋谷にあるWWWという400~500人規模のライブハウスです。しかし私は、いつもこの規模の会場でばかりライブをしているわけではありません。普段はだいたいWWWの半分くらいの会場に、よく出演しています。 そもそも、単独公演が基のメジャーなアイド

    地下アイドルのワンマンライブ、ファンが緊張する理由
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    oldriver 2017/02/05