ストーリーの展開をめぐりネットで議論になっているゲーム『メタルギアソリッドV ファントムペイン』について、ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが語り合います。 ゲームでしか体験できない経験、批評性 藤田 『メタルギアソリッドV』は、世界的に幅広くプレイされ、高く評価している小島秀夫監督のゲームです。ちょうどつい先日(12月4日)The Game Awards という世界最大級のゲームの賞で、ベストアクション賞と音楽賞の二部門受賞という快挙を達成されました。 世界全ての作品が対象だから、これはすごい。 簡単に説明すると、潜入ステルスアクションゲームが、『メタルギアソリッド』シリーズですね。今回は、色々と話題の『V』について、多少はネタバレありで語っていきたいと思います。 飯田 『MGS』は何が凄かったか。いろいろありますが、「日本人が本格的なスパイアクションを作れる
![メタルギアソリッドV 「未完成説」の核心に迫る - エキレビ!(1/7)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b446ff7d4bd426e8c62430f30dfdeddbc0617ceb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2FExcite_review%2Freviewmov%2F2015%2FE1449559407365_a13b_1.jpg)