顧客満足度向上を目指して、アンケートを設けている企業は多いだろう。デジタル化が進み、入力や集計が簡単になったため、昔よりアンケートに回答する機会は増えている。 しかし、せっかくエクセルやスプレッドシートでデジタルでアンケートを簡単に収集しても、その後、テキストから満足度の計測や、何を改善すべきかなどを洗い出し、解決するのは人間である。大量のアンケートの集計に莫大な時間を取られるのは想像に難くない。 そこで今回は、マイクロソフト社に協力いただき、同社主催イベント「de:code 2019」で実際にアンケート分析をおこなった。AIを用いてアンケート分析業務の効率化が可能か、AIの精度は実用に耐えうるのかを検証した。 「フィードバック把握の高速化」と「セールスの質向上」を目指す今回のゴールは、「フィードバック把握の高速化」と「セールスの質向上」の2つだ。ひとつ目の「フードバック把握の高速化」では