ソーシャルゲーム大手グリーの業績が思わしくない。かつては時代の寵児として、この世の春を謳歌した同社だが、コンプガチャの規制や、スマートフォン(スマホ)向けのゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の台頭など、時代の変化が同社の経営環境を追い込んでいる。 はたして、ソーシャルゲームの時代は終わりを告げるのか? 各社が配信するニュース記事から概観してみよう。 ●グリーがついに正社員削減に着手 – 東洋経済オンライン(10月2日) モバゲーと並び、ソーシャルゲームの2大巨塔として知られるグリー。現在、200人規模の希望退職者を募っており、今年10月末に大阪オフィスを閉鎖することも決定している。大阪オフィスは2012年6月の開設からわずか16カ月。手掛けていた4本の作品のうち、2本はリリースにも至らないという体たらくだった。 大阪のみならず、グリー全体の業績も苦しい。13年6月期決算は、売上高が前
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