(このエントリは、昨日のエントリ「内向きの日本、日本人は気づいているのか?」の続きです。まだお読みでないかたは昨日のエントリからどうぞ) 日本の政治家や外交官は中国においても日本メディア相手にはたびたびぶら下がりを実施し、自分たちの活動状況を伝え、日本にいる人たちはそれを読んで「彼らも中国で頑張っている」と信じている。でも、その「彼ら」が中国メディアを呼んで自分たちの主張を伝えようとしていないことは、日本メディアも興味&テーマ外だから書くことはない。 つまり、我々日本人は日本メディアを通じて「中国に向けて我が国関係者は説得努力を、交流努力を続けている」と思い込んでいる話の多くは、当事者である日本の外交官、政治家の口からのみ知らされているだけで、実際には受け手である中国の人たちの状況などの事情は裏付けされていない。つまり、「言ったもん勝ち」。これじゃ中国政府と同じじゃん。 きっとそういう政治