「クンタラ」とは、富野さんの造語ですが、この世界で差別されている人々です。宇宙世紀の後半、戦争でかなり疲弊した状態に陥り、経済的にも支配されて“食肉”になっていた人たちです。 ルイン、ノレド、マニィはその末裔です。現代の経済も、貧困層が富裕層の食い物にされている状態だというのを象徴しています。 (出典:月刊アニメージュ10月号 小松尚弘インタビュー) 「クンタラ」。宇宙世紀末期に食肉の対象とされていた人々。なんとも重い設定だ。 もしかすると、今後の地球規模の大騒乱が勃発した場合、 この「クンタラ」みたいに扱われる人々が出てくることも考えて設定されたのかもしれない。 しかしこの「クンタラ」の説明は本編中では全く行われないようだ。 富野由悠季監督もこの「クンタラ」の説明はしないと明言している。 ではなぜ説明をしないのか。 下調べをすればわかるが、しない人もいるだろうから 説明をした方がわかりや