2015年1月1日のブックマーク (7件)

  • 甘城ブリリアントパーク 第8話『恋心が届かない!』感想 - ねざめ堂

    ネタバレ注意です。 シンプルにギャグ回としても面白いし、作品のテーマにも直結と、充実回だった第8話。個人的には、コミュ障の西也と中城椎菜のあいだの溝を、いすずやモッフルたちが「コミュニケーションのリレーに失敗することで、逆に繋ぐ」というあたりにもグッときたエピソードでした。 似た者同士、コミュ障同士な、いすずと西也(関連記事 可児江西也と千斗いすずは「バディ」になれるのか)。 いすずに関しては、これまでのエピソードで、次第に周囲とのコミュニケーションの回路を開いていく様子が描かれてきましたが、西也の対人関係は相変わらずの様子。「第3のぼっち飯キャラ」、アルバイトの椎菜を学校では無視している、という前提が、まずはAパートで描かれます。 ◯ それで、夏風邪で倒れた西也のかわりに「中の人などいない」ファンタジー世界のパークのキャストたちが、肉襦袢=「着ぐるみ」を着て人間界にいくというのが面白くて

    甘城ブリリアントパーク 第8話『恋心が届かない!』感想 - ねざめ堂
    omi_k
    omi_k 2015/01/01
  • 美少女キャラの消失 〜『かぐや姫の物語』感想(短縮版) - ねざめ堂

    12月3日に、『かぐや姫の物語』BD/DVDがリリース。 今回はこれに便乗して、以前書いた感想記事の短縮バージョンです。 この作品が、現在の日アニメがおかれた状況を批評的に描いた寓話だった、という観点からの感想になってます。ネタバレ注意です。 現在のアニメでは、作品の登場人物=「キャラ」は、その作品固有の「物語」を離れて活躍 / あるいは消費されることが当たり前になっています。たとえば、ある作品のキャラが、スピンオフ作品や同人誌などを通じて、編とは全く異なる物語を生きているというケースは珍しくありません*1。 作品の世界を豊かに掘り下げるようなスピンオフや同人誌もたくさんあるので*2、個人的にはそれが悪いことだとは思っていないんですが、とにかく「物語」を、キャラたちの生きる一度きりの「人生」と考えるなら、現在のキャラたちはそのような人生の「重さ」(ミラン・クンデラ風にいえば「耐えがたい

    美少女キャラの消失 〜『かぐや姫の物語』感想(短縮版) - ねざめ堂
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    omi_k 2015/01/01
  • 「分人」の視点からみる『ゆゆ式』 ~『ゆゆ式』感想 その② - ねざめ堂

    ※その①はこちら→ 『ゆゆ式』感想 その① 今回は「分人」という視点から、アニメ『ゆゆ式』を見てみます。 「分人」は作家の平野啓一郎が提唱しているあたらしい言葉・人間観で、それについて書かれた新書(『私とは何か 「個人」から「分人」へ』)は話題になったので、ご存知の方もいるかもしれません。 記事ではまず、この「分人」がどのような概念なのか?を確認します。それから、この概念を通して『ゆゆ式』を解釈してみることで、作品のなかで人間関係がどれだけ精密に描かれていたか、を確認していくという流れで進んでいきます。 けっこう「分人」という発想におんぶに抱っこの記事です。またもや1万字ぐらいの長さになっているので、時間のあるときにのんびり読んでいただけたら嬉しいです。 ◯分人とは まずは、分人という言葉の説明から。「平野さんのなら読んだよ」という方は、次の「分人という単位の細かさ」に進んでいただいて大

    「分人」の視点からみる『ゆゆ式』 ~『ゆゆ式』感想 その② - ねざめ堂
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    omi_k 2015/01/01
  • 友情/独立/分人 ~『ゆゆ式』感想 その① - ねざめ堂

    ふと気付けば、アニメ版『ゆゆ式』の放映からはや丸1年…ってウソだろ! と唖然としたのが先月のこと。それから少しずつ見返して、先日最終話まで見終えのですが、いやーやっぱり面白いです。見ればみるほど脚も演出も緻密。 原作・アニメともに、この作品の大きなテーマのひとつとして「友情をいかにキープするか?」というのがあって、彼女たち、とくにゆずこにとっては「3人が仲良しでいること」は当たり前じゃない、特別なことです。その特別な状態をキープするために、彼女たちはコミュニケーションをとり、その過程がちょっと異様にも思えるほどの精密さで描かれていく。 今回は、作中でこの「友情をキープするためのコミュニケーション」がどのように描かれていたのかを、「キャラクターの独立性」と「分人」というふたつの視点から振り返ってみたいと思います。その①はまず「独立性」編です(「キャラがお互いもたれあっていない」という意味で

    友情/独立/分人 ~『ゆゆ式』感想 その① - ねざめ堂
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    omi_k 2015/01/01
  • 2014年ラノベ天狗活動まとめ - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない

    という記事でも書こうと思ったのだが、 タグ「ラノベ天狗参上」を検索 - はてなブックマーク 約 406 件中 1 - 40 件目 400件超えとるがな。 さすがにここまで数が膨れ上がると、全容の把握もなかなか難しい。仕方がないので自分のあいまいな記憶を頼ることにする。ラノベ天狗活動開始以前の話も含む。 ・「『はがない』10巻座席図問題」 平坂さまLV1 - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない 平坂読『僕は友達が少ない 10』(MF文庫J)において、登場人物達が対話型ゲーム「人狼」をプレイする場面があり、その席順・位置関係が文章ではなく図(イラストではない)で示されていた。これについてツイッターで「ラノベのレベルが日に日に下がっていくの、耐えられないんだけど」という発言があり、議論を呼んだ。ミステリの見取り図をはじめ図が使用されている小説はラノベに限らず多数存在する、などの意見が

    2014年ラノベ天狗活動まとめ - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない
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    omi_k 2015/01/01
  • 配偶者に大切なコレクションを捨てられて離婚した話

    まとめました

    配偶者に大切なコレクションを捨てられて離婚した話
    omi_k
    omi_k 2015/01/01
    なんだろ、そういうことする配偶者と結婚した時点でダメだし、配偶者にそんな決断させるだけの積み上げがあるんだろうし、自業自得感しかねぇな
  • 東浩紀 Hiroki Azuma on Twitter: "どうせTLは紅白で埋まりだれも読んでないだろうからひとつ呟いておくと、ぼくがあの問題でもっとも考えてしまったのは、写真の倫理云々というよりは、セックスワーカーという「最強の弱者」が今後言論界で果たす役割の厄介さですかね。思えば今年はけっこうセックスワーカーが目立った年だった。"

    どうせTLは紅白で埋まりだれも読んでないだろうからひとつ呟いておくと、ぼくがあの問題でもっとも考えてしまったのは、写真の倫理云々というよりは、セックスワーカーという「最強の弱者」が今後言論界で果たす役割の厄介さですかね。思えば今年はけっこうセックスワーカーが目立った年だった。

    東浩紀 Hiroki Azuma on Twitter: "どうせTLは紅白で埋まりだれも読んでないだろうからひとつ呟いておくと、ぼくがあの問題でもっとも考えてしまったのは、写真の倫理云々というよりは、セックスワーカーという「最強の弱者」が今後言論界で果たす役割の厄介さですかね。思えば今年はけっこうセックスワーカーが目立った年だった。"
    omi_k
    omi_k 2015/01/01
    マウンティングのことしか頭にないのね