海外で「出汁(だし)」を取っていない味噌汁がでてくると、ぎょっとするものだが、パスタの本場イタリア人に言わせるとボロネーゼの作り方がなっていないという。そこで正統派ボロネーゼを世界に紹介するために、50か国のイタリア料理シェフ450人がボロネーゼ作りに臨んだ。レシピはボロネーゼ発祥の地である、ボローニャ商工会議所が1982年に定めたものを使用。 イタリア人以外はボロネーゼというと、麺はスパゲティを使用することが多いが、それがそもそも間違い。正式なレシピでは、タリアテッレを使うほうが、ボロネーゼの肉っぽさとトマトソースとの相性が抜群になるとのこと。 「イタリア国外で出てくるほとんどが、本来のボロネーゼではない」と語るのは、ジョージ・クルーニーも食べに来たことがあるという、ローマのシェフ。バターもクリームも一切なしという、本格ボロネーゼはどこが違うのか。それでは、レシピを見てみよう! 完璧な