活発な梅雨前線の影響で、14日午前、西日本で局地的に非常に激しい雨が降り、九州北部では1時間に100ミリを超す猛烈な雨となった。北九州市などでは河川が一部ではんらんし、小倉北、小倉南両区の約560世帯、1200人に避難を指示。福岡、佐賀両県内で計約6万5千世帯、約12万5千人に避難勧告が出た。 広島県三原市でも、約700世帯の約2千人に避難指示。広島、山口両県の12市で、計約2万1千世帯の約4万8千人に避難勧告が出された。 島根県津和野町では「川へごみを捨てに行く」と外出した男性(82)が行方不明になり、津和野署などが捜索。山陽新幹線は、山口県の新岩国−新山口間で一時運転を見合わせ、ダイヤが大幅に乱れた。