印刷 復興支援のため、東北線に里帰りすることになったC61形20号機石巻、陸羽東線で走ることになったC11形325号機 東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の復興支援にSLがひと役買うことになった。JR東日本は宮城、岩手両県を走る石巻線、東北線、陸羽東線の3線区で11月に3週続けて、SLによる復興応援列車を走らせる。 まずは、12、13日に仙台―小牛田間をDE10形ディーゼル機関車が、小牛田―石巻間を真岡鉄道からレンタルしたC11形325号機が牽引する「DL・SL宮城・石巻復興号」を運転する。 19、20日は今年6月に38年ぶりに現役復帰したC61形20号機による「SLがんばろう岩手号」が東北線の一関―北上間で運転される。C61形は復活後初の遠征で、かつて走っていた東北線への里帰りとなる。同区間には転車台などの設備がないため復路はDE10形ディーゼル機関車牽引による「DLがんばろ