新たに発見された7種のピーコックスパイダー。そのうち6種の派手な体を駆使して踊る独特のダンスを、近接撮影の映像がとらえた。(Video footage by Jürgen Otto.) クモ好きなら思わず踊り出したくなるニュースだ。オーストラリアのクモ学者が、鮮やかな色をまとったピーコックスパイダーの新種を7種発表した。ハエトリグモの仲間でピーコック(孔雀)の名を持つ彼らは、派手なお尻とディスコダンスのような求愛儀礼が有名だ。(参考記事:「「孔雀グモ」、派手な求愛は命がけの進化の産物」) 2013年以来、在野のクモ研究家であるユルゲン・オットー氏とデヴィッド・ノウルズ氏は、ノウルズ氏が見かけながらも命名するまでに至らなかったピーコックスパイダーを、新種として正式に記載することに精力を傾けてきた。(参考記事:「クジャクみたいに派手なクモの新種、3種を発見」) 2015年暮れ、調査に出かけた2