扨て、と。続きと行きましょうかね、と。 まあ、前々回の2オクターヴに渡るスケール群をご覧になっていただくとして、とりあえず左近治はなにゆえこのようなスケールを提示しているのか!?という所から先ず語らせてもらおうとしますか。 ではまず、1番のスケールから。 「Fリディアン/Fロクリアン」という風に明記しております。下半分の音域がFロクリアン、上半分の音域がFリディアンってぇこってすな。 当初、左近治はGミクソリディアンの世界観とやらをデモにしてみたことがありましたが、それをまず前提としているのでありますが、G7にナチュラル11thを加えた音というのは、実はF△/G△というポリコードの省略形であると述べましたね。そんなポリコードのアッパー部の世界をミラー・モードにしたモノなんですな。 Fロクリアンの世界は、そりゃもうF音以外フラットの臨時記号付いてるという、実に旨そうな音並びとなっております(